最寄りのお店や移動手段の不足から買い物が困難になっている方々のため、地域が一丸となり、秋田県の「お互いさまスーパー創設事業」を活用して平成28年にオープンした「みせっこあさみない」と「赤田ふれあいスーパー」が1周年を迎え、3月26日(日)に日頃の感謝の気持ちを込めてイベントが開催されました(*^-^*)♪
●内川地域浅見内集落「みせっこあさみない」(五城目町)
「みせっこあさみない」は、「浅見内活性化委員会」が主体となって運営を行っています。商品販売の経験者がいない中での挑戦から早1年。昨年の10月から冬の間、木曜限定で「だまこ鍋」を販売したり、Facebookでの情報発信を試みたりと様々な活動が行われてきました♪
店舗外の広場には、みせっこあさみないに寄せられた住民の方からのひと言お手紙がフラッグのように吊され、まるで映画のワンシーンのよう!
「一周年記念感謝祭」にはお客さんがたくさん訪れ、店舗の外では新鮮な野菜や果物、鮮魚、手作りのおにぎりや甘酒などが販売されました。
無料で豚汁も振る舞われましたよ~♪
みせっこあさみないの隣にある浅見内公民館では、2013年(平成25年)に3ヶ月間、五城目町の短期地域おこし協力隊員として活動した河原﨑さんの「旅する風景画展’17」が開かれました(o^^o)
また、公民館の2階ではバザーや展示会が行われ、展示会では手作りの吊るし雛やつる編み細工などが並び、賑やかなイベントになりました!
●赤田地域の様子(由利本荘市)
赤田地域の住民は、食料品や日用品を片道6㎞先の店舗へ車で買い物に出かけていましたが、5年後を考えたとき、車で買い物に行けなくなる方が増えることが予想され、地域全体が店舗の運営に動き出しました。
そこで、元々地域で運営していた「赤田ふれあい直売所」をリニューアルし、平成28年に「赤田ふれあいスーパー」が完成しました。
土日祝日に赤飯やおにぎりを限定販売するなど新たな活動も行われ、地域の拠点施設「東光館」でコーヒーを飲みながら買い物が出来ると人気を集めています。
当日のイベントでは豚汁が振る舞われたほか、粉なますや煮卵、玉こんにゃくなどが販売されました!
いつもとは違った商品に、お客さんも興味津々です☆d(^_^o)
店内の野菜などはいつも大人気のため、この日は早くも完売直前でした。
地域の方による、地域のための店舗運営によって、お互いさまスーパーは地域住民にとって、無くてはならない存在になりつつあります!
以上、1周年を迎えた「お互いさまスーパー」の様子を集落活動コーディネーターがお届けしました♪