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産地直送ブログ

大館市・釈迦内地域フィールドワーク ~長面袋集落のニンギョ様~

2016年12月28日

長面袋のニンギョ (おとさん)

大館市の釈迦内地域は見所がいっぱいです!
今回は長面袋(ながおもてふくろ)集落の「ニンギョ様」を
地元の小松圏悦さんから提供してもらった写真でご紹介します!(^^)

長面袋のニンギョ (おとさん02)

長面袋集落には、3カ所に「ニンギョ様」がいらっしゃいます!
ニンギョ様は悪い物(病魔・厄災)が地域内に入らないよう
防ぐために祀られた人形道祖神です。

人形道祖神は県内で多く見られ、「鹿島様」「仁王様」「鍾馗様」などなど、
様々な呼び名で呼ばれる他、その姿も様々!
藁で作られていたり、大きく手を広げて睨みをきかせていたりと
共通点も見られ、民俗学的にも注目されていますよ♪

こちらから下は、長面袋の小松さんからいただいた写真です。
8月20日前夜祭 (8)

2016年8月20日に撮影したものです。
ニンギョ様の衣替えのため、稲藁やムシロを取り外し中♪
長面袋では「トーサン(父)」「カーサン(母)」「子供(男)」
名前が付けられているそうです(^^)

8月21日 (11)

こちらは2016年8月21日に撮影したもの。
長面袋では毎年8月20日前後に「ニンギョ祭り」を行っています。
お祭り当日は、写真のように集落の皆さんでニンギョ様の衣替え♪

8月21日 (14)

8月21日 (16) 8月21日 (20)

特徴的な大きな手のひらや胴体など、新しい稲藁で付け替え、
ムシロでつつみ、背中に杉の葉を飾るそうです。
草鞋や手の甲などは、難しい作業で技術が必要なんだそうです。

8月21日 (28)

山車に新調したニンギョ様を乗せて、子供たちが大人と一緒に
笛・太鼓のお囃子を奏でながら、集落内の練り歩きを開始!

8月21日 (29)

3体のニンギョ様には「無病息災」「交通安全」といった旗が掲げられてます。

8月21日 (30)

青々とした田園の中をニンギョ様の山車が進みます。
絵になる光景ですね(^^)

8月21日 (32)

辺りが真っ暗になってきました。
一軒一軒、家々を訪問し、1年間の無病息災・家内安全を祈願します。

8月21日 (35)

練り歩きが終了すると、それぞれのお堂に戻されました。

写真提供してくれた小松さんのお話では、
昔は医者の人数も少なく、お金もかかるため、
住民の皆さんは自分たちで集落を守ろうと
「人形道祖神」を作ったと考えられています。大きな手のひらを広げているのも、
集落に悪い物が入ってこない意味があるんですね。

長面袋集落では、平成の初め頃、ニンギョ様の行事を知る人が
80代の男性一人になってしまった事に危機感を抱き、
平成6年(1994年)にニンギョ様の保存会を結成しました。
お囃子や灯籠作り、人形づくりなどを保存会と町内会が連携して
行事を継続してきています。

今回、小松さんから提供していただいた写真で長面袋の「ニンギョ様」を
ご紹介しましたが、ぜひ、来年の夏、取材班もお邪魔したいと思います!

集落活動コーディネーターがお届けしました♪

Author: | Category:03地域からの情報提供, 05北秋田エリア, 釈迦内地域


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