9月18日(日)、八峰町の石川地域で行われた
「水神様(みずがみさま)」のお祭りに行ってきました!!
水神様とは、石川地域の“水”を守ってくれる神様。
当日の様子をご紹介します!
石川地域には、住民でつくる「石川簡易水道組合」という組織があり、
山の水源地の湧き水を集落に引っ張り、生活用水として使用しています。
9月中旬に行う「水神祭」の日は、組合員が集落の家を1軒1軒をまわり、
水道のメーターをチェックして水道料金の徴収を行っています。
当日は好天に恵まれました!
10時過ぎ、石川に到着すると全世帯のメーターチェックが終了していました。
これから水神様を祀る水源地へ向かいます。
神事に使う笹竹と注連縄も準備万端♪
この注連縄は、81歳になる集落のおばあさんが作っているそうです(^^)
こちらが水源地にある「水神様」のお堂。
周辺は広葉樹が生い茂り、綺麗! 水のせせらぎも心地よく神秘的な場所です♪
石川地域にとって、大切な場所なんです。
ちなみに周辺には水の流れ道がたくさんありました。
これらは「余水(あまりみず)」といって、
湧き水の量が豊富な証拠です。
山菜の“ミズ(ウワバミソウ)”もたくさん生えてました!(^^)
持参した笹竹と注連縄を水神様のお堂に飾りつけします。
お父さんたちが水源地の湧き水の量をチェックしました。
「今年の水量は十分だ!」とのこと。
透き通っていて綺麗な水です。取材班もありがたいお水を
現場でいただきましたが、まろやかで美味しかったです(^^)
水源地からくみ取ったお水を水神様にお供えし、
今年1年間の豊作祈願の神事を行いました。
「昔はここで“水っこ”飲んだもの」と話すお父さんたち。
「大雨降っても、水が濁る訳でも増える訳でもなく不思議だな。
何千年前の湧き水かもしんねーど(笑)」。
この水源地から水を引き始めたのは昭和40年代。
「昔の人は、よくこの場所から水を引こうと考えたもんだ」と、
お父さんたちも石川地域の先輩たちに感謝していました。
神事が終わったら会館に戻ったら直会(なおらい)です。
鶏肉を使った「だまこ鍋」が!
石川地域では、だまこ、きりたんぽ、うどんを一緒にするのが恒例!
「俺たちはこの食べ方が普通だな~」と皆さん話していましたが、
山本地域に多く見られる食べ方ですね。
贅沢な逸品です(^^)
集落活動コーディネーターが石川地域からお届けしました!
こちらは石川地域から能代市常盤地域に続く県道63号沿いの「そば畑」。
白い花が咲いて一面真っ白に♪ 綺麗でした~(^^)
刈り取り作業はまだまだ先ですが、美味しい蕎麦になりますように!
石川地域の稲子沢付近です。
竹生川に架かる県道143号沿いの景色♪
ズームアップすると……
石川清流の会で整備している自慢の花壇があります♪
「石川」の文字がいい感じですよ!