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産地直送ブログ

男鹿中地域・三ツ森集落の「作休み(さくやすみ)」♪

2016年10月3日

三ッ森の作休み

9月11日(日)、男鹿中地域の三ッ森集落で「作休み」が行われました。
稲作が全て手作業だった時代、小作人が体力を要する稲刈り前に、
地主に「休ませて欲しい」とお願いし、休みをもらったのが作休みの由来だそうです。
当日の様子をご紹介します!(^^)

三ッ森集落は男鹿市の船川から北浦に続く
「なまはげライン」沿いに位置します。

9月の三ッ森集落

当日の三ッ森集落です!

●Before(7月) → ●After(9月)
真夏の三ツ森集落 9月の三ッ森集落

たった2ヶ月でこんなに景色が変わるとは!
田んぼの稲穂が黄色に染まる9月上旬に「作休み」は行われます♪

DSCF7145

「作休み」は「さなぶり」とセットの行事。いわゆる「打ち上げ」ですね♪
「さなぶり」は田植えが終わる6月中旬、慰労と豊作祈願を兼ねたお祝い行事。
「作休み」は稲刈り前、体力を備えるためのお休みの行事で、
もう少し休みが欲しい場合は地主に「追願い(おいねがい)」をしたそうです。
三ッ森は集落行事として「さなぶり」と「作休み」を今も行っているんですね。
男鹿中・三ツ森のさなぶりと昔料理(2014年掲載)

作休みの手作り料理

「作休み」のお料理は、全て集落のお母さんの手作りです!
三ッ森の特徴が「あんぷらにしめ」。「あんぷら」=「じゃがいも」のことで、
昔からお祝いや仏事の際に、必ず作ってきた料理だそうです。
また、中央はコチュジャンで和えた「ガラタケ」。
「ガラタケ」は淡竹(はちく)と呼ばれるタケノコの一種で、
男鹿市の元気ムラでよくみかけますよ~♪

三ッ森のおはぎ 三ッ森のまま漬け

左はもち米で作った「ぼた餅」。
昔はうるち米をつぶした「やま餅」を作っていたそうです。

右は「まま漬け」。
最初はナスの漬物かと思って食べたら、なんとご飯!
もち米のご飯を麹で漬けたもので、「まま」=「ご飯」なんですね。
甘くて、もっちもちの食感でした!

三ッ森のけのこ汁

こちらは、お正月の定番料理「けのこ汁」。
「何でも沢山入ってる。“何か”を入れる決まりが無いのが特徴よ」と
三ッ森のお母さんたちが教えてくれました。
今回はフキ、ミズ、ワラビ、ニオ(二オサク)、ちくわ、人参、
ゴボウ、コンニャク、油揚げが入っています。栄養たっぷりですよ♪
塩蔵した山菜類を食べるのに丁度いいとか!

DSCF7146

三ッ森集落の区長・三浦さんは「作休み」の挨拶で、
「お料理は全部お母さんたちの手作り。
母さんたちの手間暇がかかってる」と感謝していたのが印象的でした(^^)

この日は、早朝からお父さんたちが集落の草刈りを行い、
お母さんたちは「作休み」のお料理の準備♪

農作業の機械化が進み、昔の「作休み」と意味合いが違ってきているそうですが、
「三ッ森の“作休み”という名前は集落で残していきたい」とお話していましたよ。

DSCF7152

集落活動コーディネーターが
男鹿中地域の三ッ森集落からお届けしました!(^^)

Author: | Category:07秋田エリア, 男鹿中地域


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