6月12日(日)、羽後町西馬音内の「コプニ巨福」で
羽後町仙道地域の2つのため池の竣工記念式典と祝賀会が開催され、
お祝いに県無形民俗文化財「仙道番楽」が披露されました♪
仙道地域の農業を支える重要な水甕、「皿ヶ台」と「二ツ橋」の2地区の
ため池は、昭和20年代に造られたものです。築造から60年以上経ち、
老朽化も進んだため、県営ため池等整備事業として改修を行い、
今回の合同竣工記念式典・祝賀会の開催となりました(^^)
羽後町の三輪神社の神官・三輪さんから安全祈願祭の報告。
三輪神社の本殿は国指定重要有形文化財です。
お祝いの神楽舞が演じられました。
続いて仙道地域に伝わる「仙道番楽」披露されました。
仙道番楽については、下記のリンクをご覧ください♪
→県無形民俗文化財「仙道番楽」(元気ムラ応援サイト記事)
こちらは仙道番楽の獅子頭。
披露したのは獅子舞、鳥舞、道化三番叟の3つの演目。
獅子舞は8月お盆の白山神社の奉納の他、新築など、めでたい席の場で披露されます。
踊りの最中「ピー」という笛の音を慣らす場面もあり、
由利本荘・笹子地域や湯沢市・泉沢地域に伝わる獅子舞と共通点が見られました。
3人がかりで迫力ある獅子舞を披露!
写真をクリックすると拡大表示されるので、ぜひご覧ください(^^)
続いて鳥舞。
錫杖と扇を優雅に動かしながら飛び跳ねます。錫杖を使う場面を見ると、
山伏や修験者が伝えたというのも頷けますね(^^)
演じる二人の動きもピッタリ!
雄鳥と雌鳥の仲むつまじい姿を演じました。
最後は「道化三番叟」。
獅子舞、鳥舞と異なり、観客の意表をついた場所から会場に入ってきます!
道化役が滑稽な姿を披露し、その場を笑わせるもの。
会場を大いに湧かせます!
演じ手の男性が汗だくになり一息つく場面も(^^)
会場から「がんばれ~!」とかけ声が♪
真剣にお囃子を奏でてきた番楽団の皆さん、この演目中は爆笑する場面も(^^)
演じ手と観客との阿吽の呼吸も良かったです!
仙道番楽の踊りは躍動感あふれ、お囃子の音も迫力あるものでした!
秋田民俗芸能アーカイブスでは動画を閲覧できますので、ぜひご覧ください。
→仙道番楽(秋田民俗芸能アーカイブス)
仙道番楽のリポートを集落活動コーディネーターがお届けしました!
羽後町のマンホールは西馬音内盆踊りでした(^^)