4月29日(金)に、男鹿市・安全寺地域で日枝神社祭典が行われました。
安全寺地域は、美しい棚田の風景が残されており、
棚田の継承を行うため、平成26年度(2014年度)から「棚田オーナー制度」に取り組んでいます。
田植えや稲刈りを楽しんだ後、かかし作りや、ナマハゲのケラ作りなどを行い、
オーナーの皆さんと地域住民との交流も行われています。
地域内はお祭りムードが漂っていました!
公民館も花飾りでおめかし♪
神社に到着すると、神社の境内にある桜から桜吹雪が舞う、美しい風景を見ることができました。
周辺には広場があり、かつてその広場では運動会が行われていたそうです。
境内には立派な御神輿もスタンバイ中です!
こちらの御神輿は、地元の大工さんが昭和50年代に作ったもの。
およそ40年間使われているとは思えないほど、綺麗な御神輿です。
大切に使われているのが伝わってきますね。
かつては、酒樽で作った御神輿を担いで地域内を巡ったのだとか。
宮司さんと巫女さんが到着し、神事の準備が行われます。
しめ縄は神社内だけでなく、御神輿や公民館にも張られ、準備が着々と進んでいきました。
日枝神社には年末のナマハゲの際にも訪れ、地域内を巡る前に神社の前で四股を踏むそうです。
神事中の「結界」となるものを首にかけてもらい、神事が行われます。
神事は祈祷、祝詞奏上、巫女さんによる神楽などが行われ、最後に玉串奉奠が行われました。
安全寺自治会、安全寺里山保全会、みこし会が玉串の奉納を行った後、なんと取材班も玉串奉奠に参加させていただきました!
ありがとうございました!
祈祷により清められた御神輿が、陽気なお祭りの歌とともに出発!
御神輿巡行は「みこし会」が行います。
「今日はめでたいお祭り日~♪」
軽快な音楽が流れます。
「天気が持つと良いけど……」と皆さんおっしゃっていましたが、なにやら怪しい雲が近づき……
とうとう降ってきてしまいました。
降っては止み、を繰り返す、はっきりとしない天気。
祭典当日に雨が降るのは、珍しいことだそうです。
雨の中ですが、皆さん御神輿まで参拝をしにいらっしゃっていました。
途中、女の子が御神輿の巡行に参加しました。
自転車で御神輿の後を元気良くついて回っていましたよ。
地域内を巡行した後、御神輿は日枝神社に戻り、祭典は滞りなく完了しました!
5月29日(日)に安全寺地域で「里山の美田オーナー」の体験交流会が行われます♪
田植えやかかし作りを体験してみたい方は、下のリンクから詳細をご覧ください!
【美の国あきたネット】平成28年度「男鹿安全寺 里山の美田オーナー」オーナー、田植え&かかしづくり体験参加者の募集を開始します!
こちらは、ナマハゲラインを進むと見えてくる「ナマハゲ大橋」。
ここから見える棚田は絶景!
写真は安全寺地域の棚田方面ですが、反対側の眺めは、天気の良い日に白神山地まで見えるのだそうです!
これからの取材で、ぜひお目にかかりたいですね~♪
以上、安全寺地域から、日枝神社祭典の様子を集落活動コーディネーターがお届けしました♪