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縁起を招く「御頭」おいで~! にかほ市金浦地域・赤石集落の「初午(はつうま)」。

2016年2月24日

赤石集落の男の子たち

2月13日(土)、にかほ市金浦地域の赤石集落で行われた
「初午」行事にお邪魔しました!
男の子の行事として受け継がれてきた赤石の初午をご紹介します!

赤石の子供獅子舞

↑こちらが赤石集落の初午で奉納する子供の獅子舞(^^)
初午はお稲荷様のお祭りです。
全国各地の稲荷神社で、それぞれお祭りが行われるのですが、
にかほ市で特徴的なのが子供の獅子舞が奉納される点です。

獅子の紙を修理中 獅子頭の前で礼

当日、赤石の自治会館に到着すると獅子頭のメンテナンス中でした(^^)
この後、中学生と小学生が地域内の練り歩きを行います。
中心となるのは中学生! 獅子舞役が2人、たよ様と呼ばれる神官1人、
ジャガ(鉦)1人、太鼓1人の役割担当で
1週間程、毎晩会館に集まり練習したそうですよ。

DSCF3033

「ただいまから初午巡行します」と防災無線で地域内に告知し、練り歩きをスタート!
ちなみに「巡行の際には“かどかけ”でお願いします」と言っていました。
かどかけが何なのかは、追ってご説明しますね。

稲荷神社で獅子舞02

まずは会館そばの稲荷神社で獅子舞を奉納。

赤い旗

その後、中学生に続いて小学生の男の子は赤い旗を持って練り歩きます。
赤はお稲荷さんのイメージカラーですね。
赤石では男の子が産まれると、子供の名前を書いた赤い旗を奉納したそうです。
県外に住んでいるお孫さんの旗を奉納する方もいるそうですよ(^.^)

おかしらおいで~

地域内を一軒一軒訪問して玄関先で
「御頭(おかしら)おいで~」と獅子の歯を何度か噛ませる仕草を行い、
お初穂をもらってお札を渡します。
この一連の流れを「かどかけ」と呼んでいました。

旗持ちの男の子たち

この日は風が強く「旗重い~!!!」と悪戦苦闘していましたが(^_^;)
風に負けず歩きます!

DSCF3062

DSCF3083

1軒1軒訪問する際は、基本は「かどかけ」ですが、
希望のあった家の中に上がったり、玄関先で獅子舞を奉納したりします。

DSCF3107 DSCF3114

DSCF3110

こちらは、にかほ市温泉保養センターはまなす

DSCF3123

にかほ陣屋のお店の中でも奉納しました(^^)
はまなすとにかほ陣屋内では、お客さんたちのギャラリーも出来ていましたよ。

DSCF3130

ちなみに、これまで紹介したきた獅子と、
上の写真の獅子の違いにお気づきですか?
獅子の耳がすっぽり隠れています。この仕草を「耳隠し」と呼ぶそうです。
にかほ市に伝わる獅子舞の多くは「十二段獅子舞」と呼ばれ共通点も多いそうですよ。

初午に一緒に同行していたお父さんのお話では、
赤石出身の男の子は、ほとんどが初午を経験しているそうです。
1月の小正月行事「アマハゲ」もそうでしたが、
この行事に参加するとお小遣いがもらえるため、
冬のお祭りは貴重な現金収入の場で、とても楽しみにしていたそうですよ。

練り歩きスタート

中学を卒業し高校生になると男の子たちも初午を卒業しますが、
赤石には正月と5月の祭礼で大人の獅子舞も行います。
「高校に入ると獅子舞はやらなくなるけど、大人になると獅子舞を再びやるようになる。
社会に出て地域の外で働いたりしていても、正月などに帰省した際、
獅子舞の中に混ぜてもらえるのはいいよなぁ」と話していました。

そうそう、今回は男の子の行事でしたが、
赤石集落では6月に「菖蒲よもぎ」という女の子も参加するお祭りがあるんです。
保護者の女性は「赤石は面白い行事がたくさんあるんですよ!」と話していました。
これは楽しみですね!(^.^)

金浦地域の赤石集落から「初午」のリポートをお届けしました!

Author: | Category:08由利エリア, 金浦地域


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