本文へスキップ

産地直送ブログ

2016年、にかほ市・横岡地域の「初午(はつうま)」行事。

2016年2月22日

【斎藤安昭さん提供】個人宅で獅子舞を奉納

2月6日(土)、にかほ市の横岡地域で「初午」が行われました♪
横岡自治会の斎藤安昭さんから当日のリポートが届きましたので、
取材班の写真もコラボして(^^)、当日の様子をご紹介します!

ここから先は斎藤さんの原文をそのままご紹介します(^^)
※写真をクリックすると拡大表示されるので、ご覧ください♪

*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*::::::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*

初午というのは節分以降で1番最初の午の日のことを指していて、
お稲荷様の誕生日とも言われているそうです。
今年の初午は2月6日(土)で、丁度この日に子供たちが、
自治会内の家を一軒一軒、家内安全・五穀豊穣を祈願して回りました。

【斎藤安昭さん提供】会館前で出発の儀式

10時30分に自治会館で「御頭(おかしら)様」の前に、
神主(たよ様)を先頭に座り二礼二拍手一礼で御祈祷して出発。

【斎藤安昭さん提供】横岡を練り歩く中学生たち 【斎藤安昭さん提供】2016年の横岡の初午メンバー

雪が吹雪くなか練り歩く

時折、激しく雪の降る中、太鼓打ちを先頭に列を作り、
太鼓・ジャガ(鉦)・横笛の軽快なリズムに合わせ自治会内を回ります。

【斎藤安昭さん提供】獅子舞を教えてきた万蔵さん

今年は秋田県庁元気ムラ支援室の取材があり、
自宅に獅子舞を招いて舞って頂く2軒を先に訪ねました。

横岡の初午2016 (11)

最初に訪問したのは横笛を吹きながら
一緒に回って頂いた齋藤万蔵(惣右衛門)さん宅。
万蔵さんは上郷小学校の児童たちにも初午の獅子舞を教えており、
鳥海山日立舞や初午の指導を長年続けてきた大先輩。

横岡のお宅内で獅子舞 齋藤さん一家

【斎藤安昭さん提供】獅子にお札を食べさせる

万蔵さん宅は4世代同居の大家族、にぎやかに向かい入れて頂きました。
茶の間いっぱい使っての獅子舞は迫力十分。
子供たちは食い入るように見ていました。

【斎藤安昭さん提供】まずはお獅子様の前で礼 【斎藤安昭さん提供】おもてなしをうけます

御利益いっぱいの獅子舞の奉納が終わると、温かい飲み物とお菓子が振舞われました。

【斎藤安昭さん提供】家族で獅子をもてなします

2軒目に訪問したのは自治会長の齋藤進(友吉)さん宅。

【斎藤安昭さん提供】希望のあった個人宅内で舞を披露

最近は家の中で獅子舞をお願いする家庭は少なくなっています。
それでは子供たちの張り合いが無くなってしまうと、舞をお願いしたそうです。

*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*::::::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*

↑2月6日の横岡の初午の様子を、
斎藤さんからいただいたリポートでご紹介しました♪

練り歩きは夕方まで続きます

取材班も2軒のお宅にお邪魔させてもらいましたが、
初午の獅子を住民のお母さんが「御頭様(おかしらさま)」と呼んでいました。
横岡ではお正月の際にも獅子舞の練り歩きを行うそうですが
その場合は大人が演じます。子供が舞うは初午の時のみで、
獅子舞を見守るお母さんも「みんな上手だ~」と中学生たちの舞を喜んでいました。

舞を披露した後、男の子たちは、約90軒ある横岡の家々を1軒1軒訪問し、
住民の方からお初穂をもらうと五穀豊穣・家内安全を祈願するお札と交換していました。
男の子たちの行く先々で、太鼓とジャガの心地よい音が
地域内に鳴り響いていましたよ(^^)

*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*::::::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*

●初午後日談
さて、初午行事が終了して数日後、
横岡自治会の役員会・恒例の“飲みニケーション”の場では、
子供の頃に経験した初午の思い出話に花が咲いたそうです。
役員の皆さんのコメントを斎藤さんからいただいたのでご紹介しましょう♪
約40年位前の初午の思い出エピソードです(^^)

横岡のおかしら様

「私たちの頃は、大人から指導ではなく
高校生のOBからの指導だったので厳しかったなぁ。
しかしながら、高校生から小学生までの交流だったので、
(色々問題もあったけど)縦のつながりを持てた利点もあったような。
また、昔は家で舞いをさせてくれる軒数が10軒くらいはあったような記憶です。
現状は少なくなったんですね。さみしい気がします」。

DSC05788

「子供の頃は初午の人数も多く、中学3年生にならないとやりたくても出来ない、
子供ながら大人の行事的な存在だったように記憶しています」。

DSC05785

「各家々からの頂き物も現在はお金ですが、昔は“米”を頂いてました。
その米をどうしたものか考え、当時部落総代だった安右衛門の政美さんに
掛け合って無理して買ってもらい、そのお金を分配したと記憶があります。
初午を回り終えた後は、太田家ほえ様(神主)のお母さんから
魚肉ソーセージ入りのカレーを作ってもらい、皆で美味しく頂いた気がします」。
DSC05753

「初午は獅子の舞い手2人と、たよ様役(神主)、鳴り物は太鼓とジャガ(鉦)、
それに「稲荷」と書いてある旗持ちが2人。
(旗持ちの)2人はお初穂(お米)を受け取る「背負子」を背負って、計7人。
当時の私の同級生は男9人いましたから、
他の2人も一緒に回ったのかもしれませんが記憶は定かではありません。
当時は今の太田家ほえ様(神主)の大広間で初午の稽古をしました。
中村のおじいちゃんや、太田のおじちゃん、
他にも教えに来てくれた大人の人も居たように記憶していますが……」

DSC05715

「初午は子供にとっての唯一現金収入になるとても有難い行事で
楽しみに待っていた記憶があります。私たちの頃は行事の当事者(中学3年生)の家には
特別な理由がない限り舞を頼まれてお邪魔し、
また、嫁をもらった家なども頼まれて舞を披露したような記憶があります。
ちなみに私は獅子頭(の担当)で、教えとは少々かけ離れた勇壮な舞をして、
下の稲荷神社で何やら氏子たちに言われたような記憶もあります」。

*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*::::::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*

横岡の皆さんの初午の思い出話、いかがだったでしょうか?
当時の賑やかな情景が浮かび上がるようですね。
初午は子供の行事。子供ならではの“やんちゃ”なエピソードも、
当時の大人たちが温かく見守ってくれていたのでしょう。
以上、横岡地域の初午の様子をご紹介しました!
斎藤さん、ありがとうございました!!!(^^)

●おまけ
1月の小正月行事のさえの神

2月6日に撮影した横岡のさえの神です。
今年は暖冬と思われましたが、やはり積雪量はなかなか。
すっぽり雪で隠れてしまいました(^^)

Author: | Category:03地域からの情報提供, 08由利エリア, 横岡地域


カレンダー
2020年10月
« 9月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
新着記事一覧
カテゴリー一覧
過去の記事
その他、RSSなど