11月6日(金)、落合地域を通る「国道285号中津又道路」が開通しました!
午前中に道路の開通式が行われ、午後からは落合地域の「中津又コミュニティセンター」で「お祝いの会」が開かれました♪
新しくできたトンネルの前で、安全祈願のため神事が行われました。
●玉串奉奠を行う伊藤武昭さん
写真の伊藤武昭さんは、国道285号線竣良工事推進委員会の会長を務め、
長年にわたって道路工事に向けて活動されていました。
神事の後には、トンネルの前で「落合鶴亀漫芸一座」の
伊藤一男座長と、伊藤敏美さんから漫芸が披露されました。
伊藤一男座長は、ハーモニカで秋田県民歌、五城目町の町民歌、ふるさとの3曲を披露。
参加した皆さんは、ハーモニカの演奏に合わせて歌い、会場は一体となりました。
伊藤敏美さんは、秋田万歳を披露!
敏美さんが披露した秋田万歳は、
五城目町出身の民謡歌手、鳥井森鈴さんから直接てほどきいただいた、貴重なものなのです!
めでたい席にぴったりです~♪
落合鶴亀漫芸一座のお二人が披露する漫芸を楽しんだ後は、
テープカットが行われました。
いよいよ、道路が開通しました!
早速、アーチをくぐってトンネル内へ。
わくわく。
トンネル内には、工事の際に出た「岩(がん)ズリ」が展示されていました。
岩ズリは、廃棄される部分ということですが、ツヤツヤしていてとっても綺麗でした!
トンネルや道路の真ん中を歩けるなんて気持ちいい~!
なんだか壮観です!
こんな体験は、開通式でしかできませんね~。
初めての貴重な体験ができました♪
さて、その足で落合地域の「中津又コミュニティセンター」へお邪魔しました。
コミュニティセンターでは、道路の開通まで関わった各関係者を招いて、
「お祝いの会」が開かれました。
落合地域を通る道路は、国道285号の中で最も危険と言われていました。
同じ町内でも、「分断されている」と感じるほど、道路を横断することが難しかったといいます。
お祝いの会の料理は、お母さんたちが前日から準備していました。
だまこ鍋やお赤飯、紅白の大福餅など、おめでたい料理が並びます。
大福餅は薄皮に餡をたっぷりと包んだ職人技!
大福餅が入った容器を包むのし紙は、五城目町集落支援員の長谷川さんの手作り!
とっても可愛らしいです~♪
「だまこ餅」はきれいに大きさが揃っていて、
なにか決まりがあるのかと思いましたが、
ご飯の量を量っているわけではなく、なんとお母さんたちの勘!
お母さんたちの手が、だまこの大きさやご飯の量を覚えているんですね~。
今回、中津又道路が開通したことで、「町内の向かい同士が近くなると思う」と地域の方が話していました。
長年の夢だった中津又道路の開通に、皆さんとても喜んでいました。
以上、危険が遠のき、笑みがこぼれる落合地域から、
集落活動コーディネーターがお届けしました!