10月18日に行われた「西馬音内城址」をめぐる交流会!
後編は、元西総合センターで披露された堀回地区の伝統芸能をご紹介します♪
●元西総合センターで昼食交流会
西馬音内城址から戻り、元西総合センターでお昼ご飯をいただきました。
県南地方といえば「いものこ汁」!やわらかくて美味しい♪
お母さんたちの手作りの味に勝るものなし!
堀回の秋の味覚、美味しかったです♪ 感謝(^_^)
●元城(もとき)獅子舞
昼食会の後は堀回地域に伝わる伝統芸能が披露されました。
みな、小野寺氏ゆかりのものばかりです。
最初は元城獅子舞。
山形県の羽黒山の修験者によって伝えられたといわれています。
西馬音内城主・小野寺氏によって守り継がれ、
毎年お盆に五穀豊穣・疫病退散・家内安全を祈願します。
元城獅子舞の獅子頭は、黒目が大きくて可愛らしい、
と思うのは私だけでしょうか?
迫力ある獅子舞の後は、観客の皆さんの頭を一人一人噛んでいきます。
噛んでもらうと病気をしない、と言われているんですね。
刀剣を使った迫力ある「信夫」
優雅な「鳥舞」と続きます。
●元城盆踊り
こちらは小野寺氏の慰霊のために始めたという盆踊り。
お母さんたちの優雅な舞!
お囃子は西馬音内盆踊りと共通だそうです。
下記の記事とレポートも一緒にご覧ください!
→元城獅子舞と元城盆踊り(元気ムラサイト記事)
→獅子舞だけじゃない! 元城獅子舞と元城盆踊りを取材してきました。
●もとにし会による演劇「水戸黄門」
そして、観客席の後から、なんと水戸黄門登場~!
交流会のトリを飾るのは「もとにし会」の素人演劇!!!
もとにし会は、地域の後継者の男性たちで作るグループで、
10年前から、7月の「元城神明社祭典」の宵宮で余興を披露しています。
冬の雪まつりの際は、焼き鳥や焼きそばの出店で大活躍してました!
水戸黄門は今回で4回目。その前は銭形平治をやったり、
センターに掲示されている「元城の昔話」を演劇にして披露したこともあるとか!
江戸時代に缶ビールを飲みながら悪巧み♪
当然、懲らしめられます(^_^;)
もとにし会の皆さんは現役で働いているので、
毎晩、仕事帰りにセンターに集まって準備していたそうですよ。
背後の絵はオールマジック!
「マジック何本消費したかな~」なんて話してました(笑)。
地元の知ってる人が演じると盛り上がりますよね。
皆さん、お疲れ様でした~。
集落活動コーディネーターが堀回地域からお届けしました!
●おまけ
惚れ惚れする元西総合センターの体育館。
なんと大正9年に作られた建物だそうです。