9月12日(土)に、五城目町・西野地域で八幡神社の宵宮が行われました!
平成25年には、例大祭の様子をお届けしました。
※例大祭の様子はコチラから!⇒【ブログ初登場!】五城目町・大川地域の西野集落で行われた八幡神社例大祭!―町内会で守り伝えるいにしえの伝統―
今回は、例大祭の前日、宵宮祭の様子をお届けします!
昨年の「統前落とし※」で選ばれた小玉重博さんのお宅で、統前祭(とうまえさい)が行われます。
※八幡神社例大祭の時に行っており、翌年の例大祭の統前(当番)を神様に決めていただく大切な儀式。
統前祭で行われる儀式では、大きな御幣、「大弊(おおべい)」に神様がご降臨されます。
その後、神様が宿った大弊を八幡神社へお連れします。
荘厳な雰囲気の中、宮司の廣幡(ひろはた)さんが祝詞(のりと)を奏上します。
その中に、アメノウズメノミコト……と、神様の名前が聞こえてきました。
アメノウズメノミコトは芸能の神様として知られていますが、その神様も祀られているのでしょうか……?
廣幡さんに尋ねてみると、祝詞の中で聞こえてきた神様の名前の意味は
「アメノウズメノミコト様のまねごとをして神楽を奉納いたしますので、どうか楽しんでください」
という意味なのだそうです。
●巫女舞(みこまい)
八幡神社例大祭は、いつもお願いばかりしている神様に感謝の気持ちを込めてご接待するためのお祭りです。
そのため、神様に楽しんでいただきたい、という気持ちが祝詞に込められているんですね!
例大祭の当日も、神様に次の年の統前を決めてもらうなどして、盛大に盛り上がります。
神様を大切に、そして感謝する気持ちを皆さんが持っているからこそ、昔からの伝統がずっと受け継がれていくのだと感じました。
以上、お米の収穫ももうすぐ、五城目町・西野地域から、集落活動コーディネーターがお届けしました!