8/1から上小阿仁村で始まったアートイベント
KAMIKOANIプロジェクトが9/13に最終日を迎えました。
当日は八木沢集落でクロージングイベントが行われ
村の伝統芸能の披露や音楽ライブが行われました。
↓こちらは、9月12日(土)、八木沢集落の風景です。
平成24年、「大地の芸術祭」の飛び地開催でスタートした
KAMIKOANIプロジェクトですが、毎年、たくさんの作家さんが
上小阿仁村を訪れ、作品を作ってきました。
八木沢集落の風景に、芸術作品が溶け込んでいます。
最終日の9/13は残念ながら大雨……(涙)
クロージングイベントは棚田の舞台から、
八木沢公民館の中に変更になりました。
でも、この公民館内でのイベントも
演者と観客の距離感が近くてまたいいんですよ!
取材班が八木沢に到着した時「八木沢番楽」が始まってました!
間に合った~(汗)。
上小阿仁中学校の生徒さんたちの衣装が華やかなで綺麗ですね。
演じ手・囃し手は上小阿仁中学校の生徒さんと八木沢集落の皆さん。
演目が変わると、次の踊り手は幕の裏から登場! 格好いい!
「曽我兄弟」の大人のお2人は、
八木沢集落の自治会長さんと八木沢集落出身で上小阿仁村在住の方です♪
小学生の頃、実際に八木沢集落で演じていたそうですよ。
地域活性化応援隊の水原さんによる弁慶は迫力満点!
20年近く途絶えていた番楽が平成22年に復活して、はや5年。
囃し手の中には八木沢集落出身で、現在、秋田市在住の方もいます。
番楽のために秋田市から上小阿仁村にかけつけてくれているんです。
地域の皆さんの想いが、毎年増えていく演目数に現れているように感じます。
クロージングイベントの閉会式の様子です。
4年間、ディレクターを務めた芝山さんが挨拶しているところ。
この後、KAMIKOANIプロジェクトに関わってきた
皆さんのリレートークが行われました。
こちらは、KAMIKOANIプロジェクトのシンボルにもなった「あも」。
稲を天日干しするための稲掛けですが、畑にも使われていました。
八木沢集落の暮らしに根ざした「あも」は今も現役。
この里山の暮らしとアートが、こんなにもマッチするとは思いませんでした。
4年目を迎えたKAMIKOANIプロジェクトは、今年で一区切りとなりますが、
上小阿仁村の多くの可能性を感じさせてくれるイベントだったと思います。
今後、新たな形で上小阿仁村の皆さんと再会したいですね。
KAMIKOANIプロジェクト2015のリポートをお届けしました!