9月5日(土)、由利本荘市の直根地域でフットパスが開催されました!
これまでも由利本荘市各地で行われてきましたが、
来年はフットパスの全国大会が由利本荘市で開催されます♪
今年10月にはプレイベントも行われました。今後ますます盛り上がっていきそうです♪
こちらから下は、由利本荘市地域おこし協力隊の北浦さんからの
リポートを元にご紹介します♪
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昨年は中直根地域で行ったフットパスを、今年は広域の「直根地域」で
行いました。かつて木材の積み出しのために
森林鉄道のトロッコが走っていた道を通って「袖川峡」まで歩きます。
ガイドは鳥海山登山ガイド協会会長でもある眞坂洋一さんです。
今回のフットパスは下記のルートで歩きます!
●直根学習センター(旧直根小学校)→●水路橋→●旧直根林道→●第二隧道
→●袖川峡→●袖川発電所→●鳥海第二発電所の水槽→●直根学習センター→解散
●直根学習センター(旧直根小学校)
フットパスの集合場所は直根学習センター。旧直根小学校です。
校舎横の広いグラウンドは、木材の積み出しが行われていた時の貯木場でした。
センターから水路橋まで車で参加者を送迎してフットパススタート!
●水路橋で準備運動
水路橋で降車し、虫除けスプレーなどを使い防虫対策。
この日は気温が涼しく虫はあまり寄ってきませんでした。
準備運動をして林道を歩きます。
●林道から隧道(トンネル)へ!
林道を歩き、長さ626mある第二隧道(ずいどう)へ。
このフットパスの見所の一つが、手彫りの隧道(トンネル)こと
「市道法体線第二隧道(旧直根林道 第二隧道)」。
隧道前では、各自長靴に履き替えたり、懐中電灯を用意。
中に入るとヒンヤリとした冷気が漂っており、独特の雰囲気に包まれます。
出口が点にしか見えないほどの暗闇ですので、
各自、懐中電灯の灯りを頼りに進みます。
前日まで雨が降っており、漏水が溜まっている箇所が多々あります。
足下に穴もあるため注意しつつ歩きます。
●「袖川峡」到着。
直根フットパスのもう一つの見所ポイント「袖川峡」に到着。
吊り橋からの眺めが絶景です。
吊り橋を歩きながら、絶景を楽しむ参加者の皆さん。
休憩に配られた「そばシュークリーム」と「松皮餅」です。
ちなみに袖川峡を目指す途中の道脇には、熊捕獲用の罠があります。
熊の生態調査用の罠で、熊を捕まえてタグをつけて放すものです。
この日は鳥海ダム工事事務所が誘因用のえさなどを取り外すなどして、
罠を非稼働状態にしてありました。
●袖川発電所内の見学
東北電力大曲技術センターの方に解説していただきました。
中は無人化、ハイテク化されています。
こういったイベントの形で中を見学したのは今回が初めてだそうです。
普段は完全に無人の発電所で、二週間に1回ほど
大曲技術センターから点検にくるそうです。
異常があった場合は施設内にある監視カメラで確認を行っています。
●鳥海第二発電所の水槽
来た道を戻って水路橋へ。
右の写真は鳥海第二発電所から見下ろした景色です。
そこから横道へ少し歩くと鳥海第二発電所の水槽に到着。
鳥海第二発電所の正面は非常に眺めの良いポイント。
直根地区の集落も見渡せます。
この後は直根学習センターに戻り、無事フットパス終了となりました。
●オプション・石窯のピザ焼き体験
こちらは「オプション」を申し込んだお客さんのお楽しみ♪
中直根集落の皆さんからピザの作り方を教えてもらい、
本格石窯でピザを焼きます! 特に納豆ピザは大絶賛でした。
納豆特有の臭みも少なく旨みがあって美味い。実際旨い!
この他、地元でとれたヤマボウシやリンゴ、
自家製の漬け物やコーヒーゼリーが出て、こちらも大変好評でした。
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以上、直根フットパスリポートでした!
今回のルートは、気軽に訪れられる場所でない分、
大人の工場見学のような雰囲気もあり、ドキドキしますね!
地域の歴史にも触れられる、とても魅力的なラインナップです。
今回は、市のスタッフに加え、鳥海総合支所からも
隧道の路面整備や準備に協力してもらったそうです。
また、東北電力の協力もあり、袖川発電所の見学が可能になりました。
スタッフの皆さんのご尽力で、
一般の皆さんも直根地域の魅力に触れることができたと思います。
北浦さん、リポートのご提供ありがとうございました~!