9月5日と6日、湯沢市の岩崎地域で八幡神社の祭典が執り行われました!
5日の宵祭りの様子を地域おこし協力隊・荻原さんがリポートしてくれました♪
ということで、ここから先は荻原さんのリポートを原文そのままご紹介いたします♪
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湯沢市の岩崎地域で八幡神社祭典が執り行われました。
5日(土)の宵祭りにあわせて地域を訪れると、そこは何だか別世界のよう。
上の写真は地域にある味噌・醤油づくりを行う「石孫本店」さんの建物前です。
着物を来た女性が描かれた大きな提灯は、
建物とあいまって風情と歴史を感じさせる佇まいでした。
石孫本店さん入口外観 お供え物がてんこもり
ふと見ると、入口脇のお部屋の、いつもは閉じているガラス戸が外に向かって開かれて漏れる灯りが。
中をのぞけば、そこには金屏風を背景に丁寧にお花が活けた花瓶、お神酒に梨・葡萄といった果物、大根・枝豆・立派な里いもなど、畑で採れた作物のお供えが飾られていました。
お団子こそないけれど、まるで十五夜のお月見の豪華版。
(ススキがお花と一緒に飾られていたので、一層そう思ってしまったのかも)。
そんな飾りが、通りの各家々で見られたのです。
ヤマモ味噌醤油醸造元前の提灯 2階に飾られたお供え物
場所が変わって、上の写真は「ヤマモ味噌醤油」醸造元さんの建物。
暗闇の中に入口を照らす家紋のついた提灯に誘われて、のぞいてみるも中は真っ暗。
「こちらのお供え物は部屋の奥に飾られているのかな?」と思い、
ふと見上げると、2階の窓が開け放たれてさらりと光る金屏風が。
台のうえには零れ落ちそうなくらいの果物や野菜が盛られ、
それを彩る花々が神様の来訪をお待ちしているかのようでした。
離れてみると提灯と部屋の灯りが暗闇に浮かびます。
陽が落ちて暗くなる中、提灯とお供え物を飾るお部屋の灯りがぽつぽつと並ぶ通りを歩いていると、何とも言えないノスタルジックな気持ちに。自分が育った地域では、こんなお祭りは残念ながらなかったのに、どこか懐かしく思ってしまうのが不思議でした。
通りを抜けて八幡神社の鳥居をくぐり社殿を訪れると、
そこでは子どもたちがお囃子の鳴り物練習の真っ最中。
大先輩の指導のもと、慣れない衣装をまといながら
「ドンドン、テンテン、カッカッ」とみんなで拍子を併せ、
太鼓と木の棒を打ち鳴らす姿は真剣そのもの。
なぜかラーメンの屋台が 映画上映などで賑わう境内広場
終了後には境内の広場を利用した野外の映画上映会というお楽しみと、
なぜだかラーメンの屋台が。
このラーメンはこのお祭りの時にだけ出店されるもののようで
「それならば!」と頂きました。
あっさりした中に旨味のつまったスープがおいしい一品。
夜風で少し冷えた体を温めてくれる一杯を堪能しながら、
翌日の本祭に想いを馳せる、そんな前夜祭でした。
あっさり味のやさしいラーメンでした♪
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荻原さんのリポート、いかがでしたか?
岩崎地域内をほんのり照らす提灯の灯りが、
お祭りの雰囲気を醸し出しているようでしたね。
荻原さん、ありがとうございました~! またよろしくお願いします!
ちなみに6日に行われた本祭には元気ムラ取材班も同行できました。
5日の宵祭りに続き、6日の様子は次号リポートをご覧ください♪