2月18日(水)、大館市・山館地域で「やまだて雪灯ろう祭」が行われました!
「やまだて雪灯ろう祭」は「特別養護老人ホーム 山館苑」の敷地内で行われました!
雪灯ろう祭が始まる前に、山館地域のお母さんたちから、昔から作っていた「あげもの」や「ごまもち」などのお菓子の作り方を教えていただきましたよ♪ お母さんたち手作りのお菓子は、山館地域のイベントや、元気ムラのイベントでも登場しています!
皆さんは山館地域で食べられている「あげもの」というお菓子をご存じでしょうか?
「あげもの」は県北地方で「かまぶく」と呼び、お祝い事やお祭りなどで口取り菓子として食べられている料理です。山館地域では呼び名が違うんですね~。地域によって呼び名が違うのも、郷土料理の楽しいところです♪
名前の由来には、作って誰かにあげるものなので「あげもの」と呼ぶようになったのではないか、という説があります。
「あげもの」はジャガイモがふんだんに使われているお菓子で、食べるとほんのりジャガイモの香りがします。
●かぼちゃまんじゅうとおこわ
その他にも「ゴマ餅」や、山館地域で取り組む「地域応援プラン」の活動で生まれた「かぼちゃまんじゅう」など、貴重なレシピを教えていただきました!
取材班がゴマ餅の巻き方を想像出来ずにいると、色違いの2つのマフラーを取りだして教えてくれました。本当にありがとうございました!
お母さんたちから教わったお菓子については、山館地域の紹介ページでご紹介していますので、そちらもぜひご覧くださいね♪
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・あげもの(かまぶく)
・ゴマ餅
・かぼちゃまんじゅう
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さて、雪灯ろう祭の準備が整ってきたようですが、火が灯されるまで山館会館で、子供たちを対象とした「バルーンアート教室」が行われました♪
様々な形のバルーンを使って、下の写真の中央にある雪だるまを作ります。
教えてくれるのは、「バルーン競技会2015」の「バルーンアーチ部門」で最優秀賞を受賞した相澤さんです!
こちらが、雪だるまを作るための材料です。
まずは専用の空気入れで風船を膨らまします。
簡単そうに見えますが、これが意外と難しい!
しっかり口を押さえていないと……
プシュー!!
風船が勢いよく空中に飛んでいってしまいます。
その難しさが、子供たちの心に火を付けます。みんな夢中です!
出来上がったバルーンに、顔を描いて……
出来上がり~♪
子供たちオリジナルの雪だるまが完成しました!
みんな嬉しそう♪ 良かったね~♪
さて、外は程よく暗くなってきました。会場の山館苑へ向かいます。
雪山では子供たちが大はしゃぎ!
山館苑内への入り口では、みそ焼きたんぽと甘酒が振る舞われていました!
みそ焼きたんぽは山館産の「あきたこまち」と「やまだて娘」という品種の枝豆が材料に使われています。
「やまだて娘」は山館地域の在来種の枝豆で、ボリュームがあって甘みが強いのが特徴です!
サッと焦げ目が付く程度焼かれた「たんぽ」に、ほんのり甘めの味噌ダレが塗られています。
モチモチやわらかく、あっという間に完食しちゃいました!
豪雪地帯の寒さが身に染みていた取材班ですが、みそ焼きたんぽでほかほかになりました♪
さて、そうしているうちに、雪灯ろうの点火が完了しました!
雪を丸くくりぬいた穴で作った文字に火が灯り、今年の干支「羊」と「笑」の文字が浮かび上がりました~!
はしゃぐ子供たちの笑顔が灯ろうの光で照らし出され、「笑」を象る火がゆらゆらと喜んでいるように見えました。
羊のように穏やかに、今年度も笑顔が多い一年を過ごせますように!
以上、寒さの中でも温かい「やまだて雪灯ろう祭」の様子をお届けしました♪