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産地直送ブログ

羽後町堀回地域の「元城雪まつり」 ~小正月行事編~

2015年2月26日

火鉢もあるからあったかい

熱気あふれる雪中綱引き合戦後は、
情緒あふれる堀回地域の小正月行事の数々をご紹介します!

交流会で一息 (1)

綱引き終了後は、センター内で表彰式&交流会が行われました。
今年の優勝は元西小学校Bチーム!

交流会で一息 (2) 交流会で一息 (3) 交流会で一息 (4)

表彰式の際は、地域の子供たちに感想を発表してもらいます。
幼稚園の男の子も、自ら立候補して一生懸命話していましたよ。
様々な世代が集まっての交流会は、
地域のまとまりをづくりに一役担っているのでしょう。

ふきどりもち

ちなみに、こちらは参加者全員がもらった「ふきどり餅」。
「吹雪どり餅」と書くそうです。
山で働く人たちが、疲れた時に食べて栄養をつける非常食なんだとか!

また、雪国に住んでいる方なら、地吹雪で周囲が見えなくなり、
大変な目にあった経験があるのではないでしょうか?
堀回では、そんな大変な目に合って家に帰ってきた時、
「ふきどって、大変だった~!」と言うそうです。
皆さんの地域では「ふきどる」という言葉使いますか?
言葉って面白いですね。

二礼二拍手 堀回の雪中田植え

16時過ぎには雪中田植えが行われました。
ひと握りの藁と豆殻12株を雪中に植え、豊作を祈願します。

かまくら前のきゅうり

雪中田植えを終えた保存会の皆さんです。
昔ながらの簑、ケラをまとった衣装がとってもいいですね♪

かまくらは大人気 かまくらの内部

そしてこちらが、堀回地域の「かまくら」。
横手のかまくらとひと味違いますね。
中も骨組みがしっかりしています。
稲を干す際に使う「稲ぐい(いなぐい)」を使っています。

かまくらの中での一時

昔ながらの餅焼き機

昔ながらの餅焼きの仕方を、地元のお父さんに教えてもらう子供たち。
「餅、おいしい~!」と、みんなでパクパク食べていました♪

盾

こちらは、センター前の雪洞。
雪の上に一本一本、木が植えてあるんですね。
何なのかな~?と思ったら、
「盾(たて)」と地元のお父さんたちは呼んでいました。

戦国時代、堀回地域は小野寺氏が治めていましたが、
山形の最上氏に攻め込まれ、城に火を放ち一族郎党逃げ落ちたと言われます。
残された人々は、敵の侵入を防ぐために
道の両側に木を立て「盾」にみせて作ったんだそうです。
「かまくら」も女・子供を匿うためにつくったことが始まりと言います。
「まあ、見せかけの城なんだけど」と話していましたが、
地域の人々を守るために知恵を凝らしたものが、
堀回地域・独特の小正月行事となり伝わっているようです。

どんと焼き もとにし会の皆さんが焼きそばをつくる

さて、まだまだ続く元城雪まつり。
「どんと焼き」の神事がとり行われたり、
地元有志でイベント行事を支える「もとにし会」の皆さんが
出店したりと、会場の熱気さめやらず。

夜のかまくら

17時近くになると、かまくらに灯りが灯されました。

用心めぐり

そして、子供たちは地域内を巡る「用心めぐり」に出発です。
ぶれた写真しか無くてすみません……。

「ようじんめぐり かなめぐり かんなべかけて もちあぶれ
しっきゃ酒かければ わんこかじる~」と唄いながら地域を練り歩きます。
唄の意味、分かりますか?
「しっきゃ酒」は「すっぱい酒」、つまり「どぶろく」を指します。
訳すと「美味しい“どぶろく”を作りなさいよ」という意味になるんです!

消防団も待機中 灯籠を持って出発

「用心めぐり」も外敵に備えて警戒したことが、行事の始まりのようです。
現代の堀回では、子供たちに加え、地元の消防団や
青色パトロール隊が車で出発し、
火の不始末がないよう地域内をまわります。

ふけゆく堀回の夜

ふけゆく堀回の夜。
この後も、「みかんまき」が行われ、最後に冬花火をあげて
元城雪まつりは無事、終了しました!
受け継がれる伝統を地域みんなで継続している堀回地域の活動を
広域連携推進員・みこたんがお届けしました。

Author: | Category:11雄勝エリア, 堀回地域


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