8月20~22日の3日間、にかほ市・横岡地域に
東京都港区の芝浦港南地区の小学生18人がやってきました!
子供たちは横岡のお宅にホームスティして野菜収穫、蕎麦打ち体験を行い、
交流を深めましたよ。
横岡自治会の皆さんから届いた写真と共にご紹介します!
今回の交流事業は今年で5年目を迎えます。
交流のきっかけは平成22年にさかのぼります。
この年は、にかほ市出身の探検家・白瀬矗(のぶ)中尉が
南極探検に向けて芝浦港(港区)を出航して100年目にあたります。
この縁がきっかけとなり、にかほ市と港区の交流事業として
毎年、港区の子供たちが横岡にホームステイに来るようになりました。
過去のリポートもアップしているのでご覧ください♪
→横岡地域で東京の小学生が野菜を収穫、そばを打ちました!(2012年掲載)
→東京都の子ども達が、横岡地域で農村体験!(2011年掲載)
20日は市内の白瀬南極探検隊記念館を見学し、
21日は朝から大根の種まきに挑戦。
残念ながら雨降りになってしまいましたが、
雨にも負けず、横岡の住民の皆さんの畑で種まきです。
カラフルな雨ガッパがいいですね~。可愛らしい♪
続いて野菜収穫。
トマト、ナス、カボチャ、枝豆、オクラ、じゃがいも、キュウリなどなど!
収穫した野菜を計測。種類や数をチェックします。
「トマトの大きさが違う!」とビックリしていた子もいました。
スーパーで販売している野菜は、みな規格がほぼ同じ。
実際の畑で採れる野菜の違いを実感していたようです。
「野菜採ったぞー!」。
ちなみに収穫した野菜は、この日の晩のバーベキューで
美味しくいただきました。
続いて横岡自治会館内で「蕎麦打ち体験」。
先生は横岡在住の斉藤喜久男さんです。
蕎麦打ち体験の道具は、全て喜久男さんの手作りのもの!
奥様と一緒に農家民宿を営み、
地元・上郷小学校で「地域の達人」として、蕎麦打ちを児童に教えています。
独学で勉強したという喜久男さんですが、
そのきっかけは、自分で打った手打ち蕎麦をお孫さんに食べてもらったところ
「美味しい!」と喜んでもらったことだとか♪
「日本の食を子供たちに伝えたい」と、
毎年、この港区との交流の際は、蕎麦打ちの先生役を務めています。
地元・横岡地域の子供たちも一緒に、
蕎麦打ちを楽しみました♪
できあがったお蕎麦が、ちょっと太めなのはご愛敬♪
自分で打った蕎麦はとっても美味しいですね~。
こちらの美味しそうな野菜の天ぷらは、
婦人会のお母さんたちが朝から準備してくれました♪
●最終日はホストファミリーの皆さんと記念撮影
2泊3日のホームスティもあっという間に最終日。
今年は横岡の5軒の家がホストファミリーとして子供たちを受け入れました。
3年連続で来た子供さんもいるそうです。
ホストファミリーで自治会長の斎藤進さんは
「港区の子供たちは、白瀬知教(矗)のような探検心を持った、
頼もしい子供たちでした!
雨にも負けず、いやいや、どうしてそれを楽しんでいました。
そして、別れの朝は天気予報を覆して青空が迎えてくれました。
昨日がんばったお礼のように感じます。
きっと11歳の夏の思い出の一ページとして、
長く彼ら、彼女らの心の名に残っているでしょう。
今後、この体験が何らかの形で生かされ、
より逞しく新たな探検心を抱いて突き進んでもらいたいと願っています」と
コメントしてくださいました。
こちらは子供たちが帰った一週間後の大根畑の写真です。
同じくホストファミリーの齋藤一成さんが
「子供たちが蒔いた大根の種が早くも双葉が元気に顔を出しました。
収穫した大根は、港区の子供たちに送る予定です。
このような活動から、さらに交流が深まり、
横岡自治会が活性化出来ればと思います」と
自治会便りでコメントを寄せていました♪
こちらは取材班が訪れた21日の横岡の写真です。
最近、見かけなくなったツバメが、
横岡ではたくさん見ることができました。
のんびり、羽休めをしていましたよ。
野菜畑の里芋の葉っぱには、大きな雨粒が出来ていました。
子供たちは「大きな蕗の葉!」とびっくりしていましたね~
実は里芋なんですよ。
雄大な鳥海山の麓で育った作物に直に触れ、
子供たちの感受性もさらに豊かなものとなったのではないでしょうか?
来年も、また横岡に来てね~!
広域連携推進員・みこたんのリポートでした!