3月22日(土)に、五城目町・浅見内地域で百万遍念仏が行われました!
昨年の2月24日に40年振りに復活した百万遍念仏。
今年も浅見内地域活性化委員会が中心となり、皆で数珠を回しました。
前回の百万遍念仏は落合地域から鐘を借りて行いましたが、
「これからもずっと継続できるように」と、今回から鐘が新調されました。
百万遍念仏は「先祖供養」、亡くなった方への鎮魂の意を込め、
念仏を唱えながら数珠を回す行事です。
数珠には中心となる大きな玉が入っており、
その玉が一回りしたら1万回念仏を唱えたことになります。100回回すと100万回です。
つまり、「百万べん(回)」「念仏を唱える」ということから「百万遍念仏」と呼ばれています。
唱える念仏は地域によって特徴があり、浅見内地域は「だんだんだんぶつと~れ」と唱えます。
鐘の早さによって数珠を回す速度が変わりますが、浅見内地域はゆったりとした拍子が刻まれます。
また、女性だけの行事とされる地域が多い中、
男性も一緒に数珠を回すというところも、浅見内地域の特徴です。
今回は、浅見内地域の28人と、
五城目町の短期地域おこし協力隊員を3ヶ月間務め、
今は上小阿仁村の地域おこし協力隊員を務める河原﨑彩子さんと、
秋田公立美術大学の学生2人が訪れました。
久しぶりに会う河原﨑さんと、2人の学生さんに、皆さん顔がほころんでいました!
いつも笑顔がいっぱいの浅見内地域。
こんなに明るく念仏を唱えられたら、先祖の皆さんもきっと喜んでいますね!
大きな声で念仏を唱えながら数珠を回すので、途中で体がぽかぽかになり、うっすらと汗をかきます。
健康にとても良さそうですね! 今年は20回、数珠を回しました。
さて、体を動かした後は、お昼ご飯の時間です♪
立派な重箱の中には、色鮮やかな栗おこわや赤飯、そばいなりがたくさん!
おにぎりやポテトサラダ、お団子なども並びます。
学生さんは兵庫県と福島県の出身で、甘い味付けのポテトサラダに驚いていました!
公民館でお母さん達が作ったお味噌汁もあつあつで美味しい~。
お母さん達の料理を楽しみながら、河原﨑さん達に浅見内オリジナルカルタを見てもらいました。
1月に行われたカルタ大会で、楽しくいい汗をかきましたね~。
カルタを見てもらい、カルタに挿絵を入れたら賑やかになりそう、という提案が持ち上がりました。
イラストレーターの河原﨑さんと、美術大学の2人……素敵なカルタが完成しそうですね!
河原﨑さんは「誰が描いてもきっと面白いと思います。子どもに描いてもらっても面白そう」と話していました。
完成が楽しみですね~!
久しぶりの再開、そして新しい風が吹く浅見内地域から
広域連携推進員らびがお届けしました~!