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産地直送ブログ

青年会が担う、男鹿市・中石地域の「なまはげ行事」

2014年1月28日

12月31日、大晦日に男鹿市・中石地域で「なまはげ」行事が行われました!

なまはげ行事

地元の方から、「ケラ編み」と「なまはげ行事当日」の様子を
写真でご提供頂きましたので、ご紹介いたします!
ご提供頂きありがとうございました!


なまはげ行事が行われる4日前、中石公民館に
大量の稲藁が集まりました。

ケラ作り

なまはげのケラを編むため、予め天日干しされていた稲藁です。
この稲藁でなまはげ6匹分の「ケラ」が編まれます。

まず最初に、藁を梳(す)いて余分な葉などを落としていきます。
下の写真は、藁を梳くための道具。初めて見ました!

藁を梳く

道具を使うのはここまで! 藁を梳いた後は全て手作業でケラが編まれます。

「ケラ」の呼び方が「ケデ」の地域もあるように、ケラの枚数にも各地域で違いがあります。
1枚の長いケラを作り、巻き付けるように着る地域、
中石地域のように、「腰巻き」、「たすき状」と数枚のケラを作る地域など。

ケラは手作業で編んでいきます  ケラは手作業で編んでいきます

中石地域では、毎年1匹のなまはげに対し、3枚から4枚のケラを編みます。
今年は3枚ずつ編み、計18枚を2、3時間で編み上げました。

さて、12月31日大晦日。子どもたちが恐怖におののく日がやって参りました。

中石地域のなまはげのお面

変身中  なまはげに変身中

普段は優しい青年会のお兄さんたちが、なまはげに変身中です。

中石地域では、なまはげ2匹と、「荷っこ背負い(にっこしょい)」というお役目が1人の
3人でひとつの組になり、全戸を3組に分かれて回ります。
「荷っこ背負い」は、なまはげのサポート役で、
なまはげが家に入っても良いかという確認と、なまはげが動けなくなったときのため、そばに控えています。

「荷っこ背負い」という呼び名には、昔ながらの風習が関係しています。
昔は、なまはげが来てくれたことに感謝して、なまはげに餅を持たせました。
その餅を大きな袋に入れて背負っていたことから、なまはげの付き人は
「荷っこ背負い」と呼ばれるようになりました。

子どもたちに恐れられるなまはげですが、なまはげは各家々の1年の「厄」を、
なまはげが身につけている「ケラ」に付けて持っていってくれます。

ケラに厄を付けて持っていってくれる

なまはげ行事

ケラから自然に落ちた藁は、頭に巻き付けると「無病息災」や「頭が良くなる」という
御利益があります。ただし、ケラから直接取った藁には御利益が無いそうです。

「怠け者いねが」「悪い子いねが」という、なまはげの言葉には、
「親の言うことをちゃんと聞くように」「お嫁さん(初嫁)は怠けないでしっかりやっているか」という思いが込められており、
ご高齢の方には「まめでらが(元気にしていたか)、これからもまめでいれよ(元気でいろよ)」と優しい言葉をかける姿も見られます。

なまはげによって地域の「厄」は祓われ、すがすがしく新たな年を迎えることができます。

以上、中石地域の方から情報と写真をご提供頂き、
広域連携推進員がお届けしました~!

Author: | Category:03地域からの情報提供, 07秋田エリア, 五里合・中石(ちゅういし)地域


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