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産地直送ブログ

赤穂浪士を描く、藤里町大沢の「壮士舞」

2013年11月12日

壮士舞保存会の集合写真

黒に統一したシックな衣装が決まってますね~!
今回は、藤里町・大沢地域の「壮士舞(そうしまい)」をリポートします!

県天然記念物 水神様の大欅

大沢といえば「ケヤキ」。
10月27日(日)、大沢地域を訪れると、
秋田県天然記念物の「水神様の大欅(おおけやき)」が
見事な黄色に染まっていました!

ケヤキの紅葉

「水神様の大欅」の他にも、
地域内には見事なケヤキの木々がたち並んでいました。
本当に綺麗!

扇子を持って舞う

さて、今回は大沢地域の伝統芸能「壮士舞」のリポートです。
壮士舞は、江戸時代中期に発生した「元禄赤穂事件」を舞ったものです。
元は「女舞」で女性のみに受け継がれていましたが、
今は男子も参加しています。

↓下記のサイトにも詳しく紹介されています。
秋田民俗芸能アーカイブス「大沢壮士舞」(外部リンク)

藤里町民祭の会場

10月27日は、藤里町の「町民祭」。
町内の各団体が、日頃の練習の成果を発表します。
壮士舞も演じられると聞き、取材班も藤里町に行ってきました!

壮士舞の小道具のバチ 壮士舞の小道具の扇子

↑写真は壮士舞に使用する小道具です。
明治30年(1897年)頃、大沢に滞在した旅芸人によって伝えられました。
一度は中断した壮士舞でしたが、地域住民によって復活し、
現在、「大沢自治会芸能部会 壮士舞保存会」が伝統を受け継いでいます。

もともと「壮士舞保存会」は単独の組織でしたが、
「壮士舞は地域として無くすことはできない」と、
自治会の部会にして、地域全体で保存をバックアップしています。

赤穂浪士のお膝元、兵庫県赤穂市の花岳寺(かがくじ)や、
四十七士が葬られている東京都港区の泉岳寺(せんがくじ)を訪問し、
舞を奉納したこともあるそうです。

「まかない」準備中 ぞうりを履く

↑衣装の「まかない」中です。
まかないとは「準備」のこと。大沢の女性たちが着付けを行います。
昔の衣装の着付けは、手伝ってもらわないと難しいですね。

「お坊さんになったみたい!」と
子どもたちは、はしゃいでいました。

本番目前

さぁ、準備が整いました!

壮士舞が始まりました

壮士舞は、有名な「赤穂(あこう)浪士」を描いています。
江戸時代中期、赤穂藩(現在の兵庫県)の四十七人の浪士たちが、
雪の降りしきる12月14日、主君の仇・吉良上野介の屋敷に討ち入る様子を
ゆったりした舞で演じます。

囃し手の男性2人と女性3人

こちらはお囃し担当の皆さん。
壮士舞は太鼓や笛は使用しません。
「は~な~の~」と女性たちが唄うと、「カンカン!」とバチで拍子をつけます。
木の「バチ」と「声」だけなんです。

両手を挙げて舞う 片腕を上げて舞う
扇子を持った腕を上げる 整然とした姿勢

舞うのは、大沢地域の9人の子どもたち。
藤里町教育委員会の生涯学習係で行っている「少年教室」で
練習を行ってきました。
「少年教室」とは、子どもたちに藤里町の郷土芸能などを教える教室です。

剣を前方に掲げる

練習の成果が見てとれます。
緊張しつつも、しっかり演じました!

剣を持ち舞う子どもたち

壮士舞は、今回の藤里町民祭のほか、
11月中旬に大沢地域で開催される「ケヤキ祭り(平成25年は11月17日!)」や、
5月4日の集落の祭典でも演じられます。
興味のある方は、ぜひ、大沢地域を訪れてみてください。

壮士舞保存会の集合写真

終了後は記念撮影!
みんな決まってます!

藤里町から大沢地域「壮士舞」のリポートを
広域連携推進員がお届けしました!

●おまけ
DSC_0004

大沢地域で見つけました!
なんと「猫」注意の標識です!

DSC_0020

そしておなじみの「マンホール」シリーズ。
白神山地のある藤里町ならではですね~♪

Author: | Category:06山本エリア, 大沢地域


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