由利本荘市・赤田に伝わる「赤田大仏祭り」
産地直送ブログでも二度ほど紹介しています。
今回は、詳しい説明は以前のブログに譲り、
それらのブログで紹介しきれなかった部分をご紹介します!
お祭りについて簡単に説明すると、毎年8月21日、22日に
由利本荘市・赤田の長谷寺(ちょうこくじ)と神明社を舞台に
赤田の大仏の分身が御神輿に乗り、神社とお寺を二日掛けて行き来します。
全国的にも珍しい神道と仏教が融合した「神仏混交」のお祭りとなっています。
200年以上続くこのお祭りは、一度も中止されたことはなく、
連綿と続いているお祭りです。
赤田大仏祭りについて、詳しいことは
産地直送ブログ
「古くから守り伝える信仰「赤田大仏祭り」(2011年)」
「人数の多さが驚き! 大切に守り継がれている赤田大仏祭り。(2012年)」
で詳しくご紹介しています! こちらも是非ご覧下さい!
小さな集落に沢山の観光客が集まる日ですが
それに負けず劣らず祭りを進行する関係者も沢山居ます。
赤田だけでも180もの係が割り当てられていますが、
それを赤田の108戸(2011年現在)で分担しなければいけません。
毎年、負担が公平になるように調整しながらの作業になります。
数字を見るだけでも陰になり日向になり、
地域全員でお祭りを支えているのが分かります。
さらに、周辺地域の是山(ぜさん)和尚ゆかりの伝統芸能も集まり、
22日の行列に参加します。
さて、御神輿を中心とした祭りの行列は、
大仏殿に到着すると周りを3周し
その際に芸能を大仏殿の前で披露するのですが
もう一カ所、獅子舞などが奉納される場所があります。
それがこちらのお堂、舎利(しゃり)殿と呼ばれていますが、
是山和尚のお骨(舎利)が奉納されています。
是山和尚の前で、獅子舞や剣舞などが奉納されました。
大仏殿が国の登録有形文化財に答申され、
注目度が高まり、今日の人出も、東光館によると、
例年の倍の人出となったそうです。
長谷寺の向かい、東光館の駐車場にある直売所でも
それを裏付けるかのように売り上げは上々で
売り場の下に置かれた空いたケースは
その日のうちに売れてしまった物なんだそうです。
今回は、大仏祭りをちょっと変わった角度から
広域連携推進員がご紹介しました!