8月14日、お盆といえば「盆踊り」!
今回初登場の藤里町・大沢地域では、
「甚句おどり」と「なっとぶし」が歌い継がれています。
藤里町・大沢地域は、藤里町市街地から南に車で5分ほど移動したところにある集落です。
大きなけやきが集落の自慢になっています。
そのけやきから、集会場も「けやき館」と名付けられています。
昔は大沢のメインストリートで行われていましたが、
現在の盆踊りはこのけやき館前の広場で行われています。
PTAの皆さんによる屋台や、輪投げコーナーなどがたちならび
子どもたちが遊んでいます。
立派な櫓(やぐら)は間伐材を使って作られており、分解して仕舞うことができる優れものでした。
さて、盆踊りが始まります……!
大沢にはふたつの盆踊りの曲が伝わっており、
「甚句おどり」と「なっとぶし」と呼ばれています。
鹿角市の毛馬内(けまない)から伝わったとも、手の動きなどに共通性があるそうです。
歌詞を見せて頂くと、「甚句おどり」は、だじゃれを混ぜつつ、
恋やことわざ、お盆のうれしさなどをうたっています。
一方「なっとぶし」は、前半の歌詞は
明治時代の作家「徳冨蘆花(とくとみろか)」のベストセラー
「不如帰(ほととぎす)」の悲恋のストーリーが唄われ、
後半は社会に対する風刺となっていました。
踊りは、若い人も年配の人も輪になって踊ります。
この日は、藤里町で踊られている白神音頭も踊られました!
この日を楽しみにして毎年帰省している方もいます。
地元住民と、帰省した方々の交流の場になっているのが印象的でした。
また、当日の様子は、藤里町の広報「ふじさと」540号にも掲載されています!
是非ご覧下さい。
広報「ふじさと」540号 (外部リンク)
以上、広域連携推進員がお届けしました!