夏祭りシーズン本番です!
8月1日は八峰町の白瀑(しらたき)神社例大祭が行われました。
そう、あの「みこしの滝浴び」のお祭りです!
この日の八峰町はあいにくの雨模様……
しかし、雄大な白神山地と日本海にかかる雲が
神秘的な雰囲気を醸し出してますね~。
さて、白瀑神社例大祭は「みこしの滝浴び」が行われることで有名です。
神社敷地内にある「男滝」「女滝」の滝壺に、
御神輿を担いだ男衆が入ることから、全国的にも珍しい祭典と言われています。
昨年の熱気あふれるリポートもぜひご覧ください!
→勇壮!白瀑神社例大祭「みこしの滝浴び」(2012年掲載)
白瀑神社のお祭りは、早朝に神社を出発した御神輿と担ぎ手たちが、
八峰町旧八森町の集落をまわり練り歩きます。
取材班がお邪魔したのは本館(もとだて)集落。
本館神明社で、集落の皆さんと御神輿を待っていると……
やってきました!
旗持ちは地元の小中学生が担当。
本館の神明社に向かいます。
立派な御神輿ですね~。
40~50人くらいで担ぐそうです。
結構な重量があるので「40人だと重い。50人くらいいるとちょうど良い」と
担ぎ手の男性は話していました。
「わっせ! わっせ!」とかけ声をかけながら御神輿を担ぎます。
秋田市だと「わっしょい!わっしょい!」なのですが、
青森県と接する八峰町の位置が関係しているのでしょうか?
「わっせ! わっせ!」というかけ声からも、地域性を感じることができます。
休憩時間の一コマ。
「大きくなったな~」と知人との会話も飛び交います。
本館の女性たちによるスイカと御神酒の差し入れもありました。
「男に生まれてたら御神輿担ぎたかった~!」という人もいましたよ。
本館のお父さんたちは、神事も終了しひと休み。
当然、お父さんたちも御神輿を担ぎました!
岩館や滝ノ間あたりまで、1日がかりで練り歩いたそうです。
さて、御神輿は本館神明社から移動し……
今度はグリーンツーリズム体験施設「夕映の館」前に到着。
この日は、八峰町の「観海子ども園」のみんなが見に来てくれました。
「ぼくも大きくなったら御神輿かつぐ!」なんて思ってくれてるかな?
本館集落を練り歩きが終了しました。
古風な茅葺き民家が残る本館集落。
青々とした田んぼと茅葺き民家、そして御神輿の景観がぴったりです。
この後、担ぎ手は八森浜田に向かい練り歩きを行い、白瀑神社に戻っていきます。
……ということで取材班も、白瀑神社に移動しました。
こちらは凄いギャラリーの数です!
カメラマンの数も凄い。いい撮影スポットがあるんですね~。
青森県から来ている観光客の姿もありました。
そして13:00を過ぎた頃……
白装束をまとった男衆が戻ってきました!
滝壺に突入!
今年は雨が降り続いた例大祭となりましたが、
ここまで来ると、もう関係ないですね~!
終了後の記念撮影。
八峰町の男衆を始め、元気な地域の姿を見ることができた取材でした。
「みこしの滝浴び」のリポートを広域連携推進員がお届けしました。
●おまけ
笑顔ショット集でした。
皆さん、お疲れ様~!