7月27日、八木沢で作品づくりワークショップが行われました。
秋田公立美術大学の長沢准教授を招いて、地域の方々といっしょに作品作りに取り組みます。今回のワークショップは、KAMIKOANIプロジェクト秋田2013の一環で行われています。
新潟県の「大地の芸術祭」の飛び地開催をきっかけに、芸術やアートの力を活かした村づくりをめざし、
秋田県と協働で「KAMIKOANIプロジェクト秋田」実行委員会を立ち上げました。集落の棚田や廃校となった
旧分校を舞台にした※インスタレーション作品を展示し地域活性化に繋げていく事業のことです。
※インスタレーション作品とは、空間に作品を置いて、その場所全体を作品として体験してもらうアートの事です。
どんな作品ができるのかな?
今回のテーマは「つながる」
短冊状に切られた4色のPPバンド(ポリプロピレンバンド。段ボールの結束などにも使われます。)を輪っかにして、ホチキスで留めて、どんどん繋げていきます。
地域の子供たちも、おばあちゃんたちも、楽しくお話をしながら作ってます!
皆で作った輪を、最後に繋げていき、ロープに吊していきます。
去年は田んぼにある「はさがけ」に使う「あも」にフレーム折りを飾りましたが、今回はこの長ーいチェーンが八木沢を彩る予定です。
色とりどりの輪が部屋の端から端まで、滝のように広がります。
ほぼ完成した作品を見ながら、おやつを食べて、しばし談笑の時間。
作品を作るだけでなく、作っている最中や作った後の時間も、アートの一つなんだろうな。と感じました。
今回作った作品が加わって、KAMIKOANIプロジェクト秋田2013は、より豊かなものになりそうです。
これからも八木沢から目が離せませんね!
28日には、上小阿仁村、沖田面でもワークショップが開かれました。
以上、情報資源活用推進員がお届けしました。