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国登録有形文化財への答申記念! 由利本荘市・赤田の長谷寺大仏殿を紹介します!

2013年8月1日

「赤田の大仏」で有名な由利本荘市・赤田の長谷寺(ちょうこくじ)、
赤田の大仏がある大仏殿が、平成25年7月19日、
文部科学省の文化審議会で国の登録有形文化財に答申されました。

長谷寺大仏殿

今回はこの大仏殿を写真でご紹介します!

赤田地域の入り口付近の東光館向かいにあるのが「長谷寺(ちょうこくじ)」です。
その参道を登ってすぐ右側に見えてくる大きな建物が「大仏殿」です。

「赤田の大仏」は昭和61年(1986年)に市指定有形文化財に
そして「赤田大仏祭り」は平成9年(1997年)に県指定無形民俗文化財になっており、
それに加えて今回、大仏殿が「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として
文部科学省の文化審議会で答申を受けました。

現在、長谷寺にある大仏殿は、
寛政6年(1794年ごろ)に完成し明治21年(1888年)の火災で焼失したものを、
明治26年(1893年)に、当時の様式や規模を忠実に復元し再建したとされるものです。

長谷寺大仏殿2

外見は上下二層になっており、
ちょうど大仏様の顔の部分にあたる場所にも窓があり、「観相窓」と呼ばれています。
奈良の大仏様がある東大寺大仏殿にも同じ窓が付いています。

高欄・擬宝珠

各階層に高欄(こうらん(手すり))が付き、四隅の親柱には擬宝珠(ぎぼし)が付けられています。

彫刻1 彫刻2

また、棟梁の宮大工「小川松四郎」は、社寺建築の彫刻家としても知られています。
それを裏付けるかのように、大仏殿は彫刻が至る所に彫られています。

赤田の大仏

大仏殿の中には、
「赤田の大仏様」として親しまれている「十一面観世音菩薩立像」が安置されています。
その大きさは二丈六尺(実測で9.83m)もあります。
その実測値から考えて、現在の尺(一尺当たり約30.303cm)より
少し長めの「鯨尺(一尺当たり約37.88cm)」という単位を使っていたと考えられます。
写真でこの大きさを伝えられないのが残念です……是非見て欲しい荘厳さがあります。

髭があるらしい?

ところでこの大仏様……髭があるんです!
肉眼で見ると、遠くてよくわからないかも知れませんが……

ありました

ズームしてみると……ありました!

背後に控える仏様

また、大仏様の両側やその背後など
沢山の仏様が周囲に配置されています。

三十六歌仙

さて、大仏殿の中には、「堀籐兵衛」作の「三十六歌仙」が描かれた板扉があります。
また、天井は格子状になっていて、格子の中には
本荘藩の御用絵師「増田象江」の手による「三十六禽之図」が描かれています。

近くに来ましたら是非訪れてみてください!

以上、広域連携推進員がお伝えしました!

※参考資料
美の国秋田ウェブサイト『文化財の登録について』
『本荘市史 文化・民俗編』

Author: | Category:01お知らせ, 08由利エリア, 赤田地域


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