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産地直送ブログ

山菜のフルコースも登場! 上笹子(かみじねご)の秋葉獅子祭典

2013年5月23日

秋葉獅子の祭典

5月4日(土)、由利本荘市・上笹子の天神集落に行ってきました。
この日は“秋葉獅子”の練り歩きが行われましたよ~。

秋葉獅子2013

“秋葉獅子”とは何か!?
取材班が説明しましょう!

秋葉獅子は、江戸時代に鳥海一帯を治めた矢島藩の“生駒氏”と密接に関わっています。

矢島藩の8代藩主・生駒親睦が、江戸から秋田にお国入りする際、
鳥海町の甑(こしき)峠のあたりで体調を崩してしまいました。
そこで、笹子の常学院(※)が、薬師如来に病気の治癒を祈祷したところ
親睦の病も治り、無事にお国入りできたと、
矢島藩の文書「親睦御入部御納戸日記」に当時の様子が記されています。

※常学院とは、上笹子・町集落の別当・三森家のことです。
この時のお礼として、親睦は常学院に獅子頭を寄進しました。
この獅子頭が、現在も上笹子に伝わる“秋葉獅子”、由緒ある獅子頭なんですね~。

秋葉獅子の半車

獅子の額に記された生駒家の御家紋・“半車”。
この獅子頭は、大正時代、上笹子で火災が発生した時も消失を免れたことから
火伏せの神として信仰を集めてきました。
天神の皆さんは獅子を「お獅子様」と呼んでいましたよ。

秋葉獅子の獅子舞獅子舞の様子
天神のお獅子様DSC06606

上笹子では、旧暦の3月24日と25日に秋葉獅子の祭典が行われます。
今年の旧暦3月25日は5月4日!
3日は上笹子地域の町集落で、4日には天神集落で獅子の練り歩きが行われました。

さらに天神集落では、練り歩きの際、獅子が家々にあがり獅子舞を舞ったあと
住民はお獅子様に頭や肩などを噛んでもらいます。

子どもたち興味津々 人気者の獅子

お獅子様は子供たちには大人気!
ゴールデンウィークの祭典開催は久しぶりのようで
帰省していた家族の中には、初めて見たという方もいました。

山菜のフルコース

そして特筆すべきが、お獅子様に振る舞われる“精進料理”。
肉・魚といった“生臭物”が禁止されています。
そのほとんどは新鮮な山菜料理です。

01 山菜天ぷら02 ひろっことコゴミの和え物03 コゴミの天ぷら04 まごすけ(さくらしめじ)
05 きくらげ06 こしあぶらの天ぷら07 とびたけ08 わらびの塩蔵

鳥海の恵みがたっぷりつまったコゴミ、タラの芽、フキノトウ(ばっけ)
こしあぶら、さしぼ……あぁ、また食べたくなってきました。

さしぼ

“さしぼ”は由利本荘市ではよく食べられている山菜です。
天神のお母さんたちは“さし”と呼んでいました。
同じ秋田県内でも、さしぼに馴染みのない人も多いようですが、
道の駅などで販売しているので、ぜひ一度ご賞味ください。

お酒も入り話に花が咲く

こちらは獅子舞が終わった後のワンショット。
「孫の顔初めてみたな~」
「元気でやってたか」などなど、各家々で賑やかな会話が飛び交いました。

楽しい一時 楽しい一時その2

精進料理やお神酒をいただきながら、住民との話に花が咲きます。
天神集落の人々の仲の良さは、こういった行事から感じ取ることができます。

春の天神集落

例年ならお獅子様の祭典が終わると、田植えが本格化します。
今年は気温の低い日が続き、住民の方も農作業の行方を心配していました。
この日も雨が降る生憎の空模様でしたが、
お昼過ぎには、天気が回復してきました!

オオルリ

そして、集落にはなんとオオルリの姿も!
鶯も飛び回っていましたよ~。

秋葉獅子の一行

今年1年の無病息災を願い、秋葉獅子は家々をまわります。

広域連携推進員のリポートでした!

Author: | Category:08由利エリア, 上笹子地域


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