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産地直送ブログ

鹿角市・三ツ矢沢中新田の「数珠まわし」

2013年4月8日

鹿角市・三ツ矢沢(かづのし・みつやざわ)地域の中新田(なかしんでん)集落で、伝統行事「数珠まわし」が行われました。

中新田_百万遍 (5)

中新田自治会長岩城さんから写真を提供いただきました。
独特な唄も教えていただきましたよ!

「百万遍念仏」としてよく知られる行事ですが、ここ中新田では「数珠まわし」または「念仏まわし」と呼ばれています。
秋田県内各地で行われていますが、名前や日取り、しきたりが地域ごとに大きく違っています。

中新田_百万遍 (4)

中新田では、普段は春彼岸の中日である3月20日に行われますが、不幸があったため24日に外回りを行いました。

三ツ矢沢地域は中新田・下新田と、谷沿いに細長く集落が連なっています。
「数珠まわし」は最も上流側の中新田集落の端から始まります。
中新田では女性のみが参加できるお祭りで、毎年春彼岸と秋彼岸の年2回開催されます。
この時、集落の中で参加できる女性たちは全員参加します。

中新田_百万遍 (6)

集落の一軒一軒を回り、各家の前で数珠を回します。
その時歌われるのが「ご祈祷念仏」!

「なのか(七日)の ほとけの おんために~ 水あげ 花立て 香ともす~ なむあみだぶつ~ なむあみだ~」

節回しをつけて、歌うように唱えていきます。
1日から始めて2日、3日と日付の部分だけ歌詞を変えて続き、31日まで唱えるそうです!

中新田_百万遍 (8)

だんだん数がわからなくなるため、お皿に豆を入れて数を確認しながら行います。
右上の女性が豆をつまんでいるのがわかりますね~。

中新田_百万遍 (7)

下新田との境目まで下ったら、また中新田へと戻っていき、全ての家を回ったら終了です。
女性たちは終わった後に町内会館で食事会をしました。

かつては「回り宿」と呼ばれるその年の当番の家で食事会をし、数珠の保管もしていました。
「回り宿」は春・秋の彼岸の「数珠まわし」のたびに、一軒ずつお隣へ巡っていったものだそうです。

さて、中新田で少し変わっているのが葬儀の後にも「数珠まわし」を行うことです。
葬儀の終わった当日の夜、仏様の前で行います。
この時は男女関係なく参加し、亡くなった方の供養をします。
中新田の「数珠まわし」は先祖供養の意味合いが強いようです。

いつ頃から行われているのか、はっきりしたことはわかりませんが、岩城会長が子どもの頃から行っていたそうです。
地域が一つにまとまる行事として、これからも続いて欲しいと思います!

写真提供ありがとうございました~!

情報資源活用推進員がお届けしました。

Author: | Category:03地域からの情報提供, 04鹿角エリア, 三ツ矢沢地域


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