平成25年1月26日(土)に、大仙市・余目地域の「e-かげんな父ちゃん母ちゃんの店」で
能代市・鶴形(つるがた)地域との交流会が開催されました。
そばと地域を愛する熱い心を持った皆さん。
そばの食べ比べで盛り上がりました!
26日は暴風雪警報・・・能代から無事に着いて欲しいと祈るような気持ちで準備します。
この雪の高さ!
にもかかわらず完璧な除雪ぶり。すばらしいです。
鶴形まちづくり協議会の皆さんが到着しました。
長旅お疲れ様です~
「余目地域活性化対策いきいき会議協議会」 加藤加一会長の挨拶。
続いて「鶴形まちづくり協議会」の渡辺会長から挨拶です。
余目のページでもご紹介した三浦キン子さんの特製おやきをいただきながら、
(あったかくて、ほっぺたが落っこちそうにおいしかったです!)
余目を紹介するDVDを鑑賞しました。
続いて、「鶴形まちづくり協議会」の皆さんから寄せられた質問に、
加藤会長と三浦副会長が答えていきました。
協議会の運営、ボランティアのあり方やイベントの参加状況など、
実際に会ってみなければ中々聞けない、手応えのある質疑応答でした。
余目地域は桜の下刈りやほたる鑑賞会の交通整理が
ごく自然に集落の皆さんの手で行われています。
鶴形地域の皆さんからは、ボランティア精神や協力体制に感嘆の声が上がりました。
鶴形地域は300年以上前からそばを育てています。
十割そば、乾燥枝豆の豆乳で手打ちするという伝統を守っています。
3年前にそば製造加工株式会社を立ち上げ、スーパーなどで販売も行っています。
「白神作々楽(ささら)そば」という、二八そばも開発しました。
まさにそば先進地です。
秋には「そば祭り」を大々的に行っています。
子どもたちの発表や演芸、産直野菜の販売、そば食いタイムトライアルなど
なんとも楽しそうなイベントが目白押し。
平成25年で10周年になるので、今年はさらにすごいことになるかも!?
余目の皆さんも参加に意欲を燃やしていました。
お昼はお待ちかねのそば試食会です!
先攻は余目です。
甘みと鰹節の風味が力強いそばつゆと、ほっそりした麺です。
熱々で美味しい♪
後攻は鶴形そば。
お揃いのエプロンでキリッと働くお母さんたち。
手際が・・・早い!早いです!
すばらしいチームワークでどんどんできあがっていきます。
そばの断面が扁平で、つるつるしています。
そばつゆが優しく、まろやかな味が印象的でした。
鶴形産の菜種油で作った天かすが乗っていて香ばしい!
余目の皆さんからは、サプライズで納豆汁が振る舞われました。
山菜、キノコ、豆腐がたっぷり入っています。
「本場県南の納豆汁を初めて食べた、おいしい」という嬉しい声も。
食べながらもそば打ち談義に、地域おこしに、和気藹々と話に花が咲きます。
食後、お互いのそばと地域活動の感想タイム。
「余目の優しさ、結束の良さに感動した」
「鶴形のそばもつゆも美味しく、まだまだ勉強したい」
「これからもそばやイベントを通じて交流を続けていきたい」
と積極的な感想がたくさん寄せられました。
「鶴形の女性パワーに圧倒された」という感想にはどっと笑い声も。
余目の加藤会長から
「一杯のそば、されどそば、それがこんなに人の心をつなぐものか・・・」
という挨拶が、交流会の締めくくりとなりました。
これからはお互いに訪問し合いたいという意見が多く出ました。
そばのように長~く交流が続きますように!
広域的集落支援員がお届けしました!