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産地直送ブログ

平成縄綯塾の「第4回全国縄綯(なわない)競技大会」

2013年1月16日

第4回全国縄綯競技大会の様子 その1

11月25日、仙北市で「第4回全国縄綯(なわない)競技大会」が開催されました。
当日の様子と共に、農村が培ってきた稲わらについてリポートします。

綯った縄です

今回の主役は稲わらの「」です!

仙北市の花葉館 これまでに綯った縄

会場は仙北市の「花葉館(かようかん)」。
毎年11月、平成縄綯塾主催の全国縄綯競技大会が開催されています。
※平成縄綯塾についてはこちらから!

大会の始まりは平成15年にさかのぼります。
当時の西長野小学校の運動会で行った「縄綯いリレー」が「縄綯大会」として受け継がれ
10年続くイベントとなりました。

右の写真は、これまでの大会で綯ってきた縄で、平成24年10月30日で8263.28mになりました。
目標の10,000mに達したらギネスブックに申請するそうです。

平成縄綯塾のリポートは次のブログでも紹介しているのでご覧ください。
横手市ふるさと村 縄綯競技プレ大会(2011年)
仙北市 第2回 全国縄綯競技大会(2010年)

田口さんのわら細工

開会式に駆けつけてくれた仙北市の門脇市長(写真左)。
手に持っているのは大仙市の田口さん(写真中央)が制作したわら細工です。
田口さんは自分で綯った縄も平成縄綯塾の菅原塾長(写真右)にプレゼント!
とても丁寧な作りで参加者の皆さんも感心していました。

金井神の人々も参加しました

さて、競技は10分間で綯った縄の「長さ」を競います。
昔はほとんどの農家で稲藁を使って縄を綯っていました。
出場者の男性は「今は綯う機会が無くなったが、やってみると思い出す」と話します。
縄綯いの記憶は皆さんしっかり残っているようです。

縄を測定 その1 縄を測定 その2

縄の測定の様子です。
これまでの最高記録は20m40cm
今回の大会で、この記録を超える達人はでてくるのでしょうか?

金井神の阿部さん 金井神の伊藤正一さん

横手市 金井神・上坂部地域阿部キヌ子さん伊藤正一さんも出場していました。
この他にも、秋田市、男鹿市、大仙市、八郎潟町、三種町、五城目町から参加している人もいます。
毎年出場する人も多く、近隣地域だけでなく口コミでじわじわと参加者を増やしています。
競技終了後は、休憩をはさみ、参加者同士の親睦を図る芸自慢大会も行われました。
踊り、カラオケなど一人一芸を披露し盛り上がりましたよ。

優勝は由利本荘市の女性 好成績の金井神チーム

そして優勝は由利本荘市大内の伊藤サダ子さん!
長さ26.35mと最高記録でした。
金井神から参加した伊藤正一さんは2位。阿部キヌ子さんは努力賞。
伊藤サダ子さんも加わった金井神チーム(写真右)は団体戦でも見事優勝でした。
おめでとうございます~!

第4会全国大会の集合写真

出場者全員で記念撮影。
菅原塾長は「この大会は1年に1回の“お楽しみ”。縄綯を楽しむことが大事」と話していました。

出場者は、みな幼少時代に縄綯いをした経験のある人々ばかりでした。
住む場所は異なっても、縄綯の記憶は共通。
皆さん、楽しいひとときを過ごされたようです。

稲藁の縄

「昔は全てにおいて藁が必要だった」。
出場者の男性が「稲藁文化」について教えてくれました。
稲藁で綯った縄は、今で言う「ビニールテープ」「ロープ」の役割を果たしていたといいます。
農家は綯った縄を売り収入にしていました。

また、稲藁は茅葺き屋根、風よけの外壁、雨具の蓑、
竈(かまど)の燃料、家畜のエサにも使われました。
この他にも敷き布団に入れる綿の代わりに藁を入れ、マットレス代わりにしていたそうです。

8000m以上!

大会終了後、出場者が綯った縄を継ぎ足していきます。
目標の10000mはもちろん、秋田の縄綯文化も長く続いていって欲しいですね。

平成縄綯塾の「第4回全国縄綯競技大会」の様子を
広域的集落支援員がお届けしました。

Author: | Category:09仙北エリア, 10平鹿エリア, 7 集落間交流, 保呂羽(ほろわ)地域


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