2012年11月3日、大仙市・余目地域で「余目ほたるそば&宮古市鮭のちゃんちゃん焼き祭り」が開催されました!
「余目新そば祭り」での岩手県宮古市の皆さんとの交流は今回で2回目になります。
「余目新そば祭り」は2005年から続くお祭りです。
※2011年の交流の様子はコチラからご覧ください!
宮古市の皆さんから「また今年も余目地域に行きたい」と声が上がり、
2012年も「余目新そば祭り」は「余目ほたるそば&宮古市鮭のちゃんちゃん焼き祭り」として開催されました。
今年も「e-かげんな父ちゃん母ちゃんの店」や「余目そば処」前の広場には
テントが建てられました。
直売所には余目地域の野菜や余目ほたる米などの特産品
宮古市「南部鮭加工研究会」の商品や手作りせんべいの「あけがらす」などのお菓子も並びました。
直売所のテーブルには、試食用にと「鮭とば」が上がっていました。
「鮭とば」は秋鮭を細かく切り、海水で洗ったものを潮風を当てて干したものだそうです。
様々な商品が並ぶ棚の上には
「宮古の皆さんえぐきてけだんし!!」と力強い文字で書かれていました。
直売所の隣は「余目そば処」のログハウスです。
ここで余目ほたるそばの「新そば」を味わうことができます。
余目地域の新そばは2012年も大人気でした!
しっかりとした歯ごたえと、つるんとした喉越しの余目十割そばです。
岩手県宮古市から秋田県大仙市余目まではおよそ4時間。
遠路はるばる宮古市の皆さんが到着です!
今年も新鮮な海の幸をたくさん持ってきてくれました。
この日はあいにくの雨でしたが、宮古市の皆さんが到着して交流が始まると
すぐに雨が上がりました。
宮古市の皆さんが持ってきてくれた海の幸は鮭やサンマなどの秋の味覚。
鮭はちゃんちゃん焼きと三平汁、サンマはサンマ焼きの他になんと贅沢に刺身で頂きます!
本当に新鮮じゃなければ、サンマの刺身はなかなか食べられない代物です!
サンマをさばくのは宮古漁業協同組合理事の下川信義さんとお母さん達。
あっという間にお皿に山盛りになりました!
余目直売所で販売していた「しその実の味噌漬け」を醤油に入れて、里と海のコラボレーション!
これがとっても美味しい!
サンマの刺身を叩きにしたものもありました。う~ん、贅沢!
サンマ焼きも……
香ばしい良いにおいをさせて、着々と焼き上がっています。
鮭は「ちゃんちゃん焼き」に!
たっぷりの野菜にお酒を少々加えた味噌を混ぜて
鮭の切り身にかけます。
アルミホイルで包み込んだら鉄板の上でしばらく蒸します。
アルミホイルの間からもくもくと湯気が出てきたら蒸し上がりのサイン!
美味しそうです~!
食べる時は十分に鮭の身をほぐして……
ほくほくした鮭に味噌が絡み合って絶品なんです!
鮭といえば、もう一品。
「三平汁」です!
三平汁は、岩手県種市(たねいち)町(現:洋野(ひろの)町)の三平という方が北海道に出稼ぎに行ったときに
北海道の石狩川に遡上する鮭であら汁を作ったことからその名が付いたそうです!
皆さん宮古市の新鮮なサンマや鮭、そして余目の新そばを堪能していました。
さて、交流の場は「余目ほたるサロン」へと移り懇親会が始まります!
ほたるサロンではきりたんぽ鍋などの料理を
お母さん達が準備していました。
お漬け物、おやき、そして驚いたのがバリエーション豊富な寒天の数々!
寒天は「かぼちゃ」「ごま」のほかに……
メレンゲと牛乳で作った「泡雪寒天」。
卵で作った「岩石寒天」。
さらに、にんじん、卵の白身、キュウリなどを入れた秋田の味「サラダ寒天」。
サラダ寒天はマヨネーズでしっかりと味付けされています。
作るお母さんによって様々なバリエーションがあるんですよ~。
綺麗な配色で食べるのがもったいないですね~!
どの寒天もとっても美味しかったです♪
大好評のサンマの刺身も再登場!
今度は尾頭付きですよ~!
沢山の料理を前に、懇親会が始まりました。
料理に舌鼓を打ちながら交流を楽しみました。
カラオケ大会が始まると、お母さんが自作の歌を披露してくれました。
この日宮古市からバスを運転した大久保さんによる「スコップ三味線」や、
余目地域のお母さんによる踊りのコラボレーションも!
懇親会の最後には皆さんで輪になって踊りました!
宮古市の方は「余目は第二のふるさと」と話し、笑顔を見せました。
地域の食、文化、笑顔。
それぞれの地域の宝物に出会えた一日でした。
以上、広域的集落支援員が余目地域からお届けしました!