11月18日(日)、鹿角市の白欠(しらかけ)集落の皆さんが
由利本荘市の赤田地域を訪れ、住民同士の交流が行われました。
白欠・赤田の双方向交流の様子をリポートします!
今回の双方向交流のきっかけは白欠集落の住民の方が、
元気ムラ応援サイトに掲載されている赤田町内会の活動に興味を持ったことが始まりです。
今年だけでも赤田地域には、男鹿市・鮪川集落や
東京の銀座ミツバチプロジェクトの皆さんがを訪問しています。
→鮪川集落の双方向交流
→銀座ミツバチプロジェクトの三ツ方森と赤田訪問
鹿角市八幡平の麓、標高200mに位置する白欠集落では
炭焼きや蕎麦づくりにも取り組んでいます。
少子高齢化が進み、「生活に安らぎ、潤いを見いだしたい。
住民共同で取り組める“何か”ができないか」と模索しています。
鹿角市から由利本荘市まで片道約3時間。
白欠集落18人の住民の方が赤田を訪れました。
赤田町内会の皆さんと顔合わせ後に、おなじみ「赤田の大仏」を見学です。
地域ガイドの高橋さんが大仏について解説してくれました。
赤田地域には江戸時代、「赤田の閑居様」と呼ばれ慕われた
是山和尚ゆかりの史跡が数多く残されています。
地域の拠点施設・東光館には是山和尚の資料館や
赤田出身の画家・堀川達三郎の美術館も併設されています。
赤田大仏→是山和尚資料館→堀川達三郎美術館→石窯ピザ体験、の順に
赤田に触れてもらいました。
こちらは、石窯のピザ焼き体験の様子です。
石窯で焼いたピザの完成!
白欠の皆さん「自分たちで作ったピザは美味しい」と話していました。
昼食後、東光館で意見交換会を開催しました。
赤田町内会では「直売部会」「そばピザ体験部会」「人材育成・企画部会」「特産品開発部会」と
部会を設けています。
秋田県ムラビジネスチャレンジ支援事業の採択団体でもある赤田町内会では
平成24年から東京・八王子の野菜直売所「元気な食卓」で出張販売にもチャレンジしています。
売り上げやスタッフに必要な人数、将来的な目標、抱えている課題などを説明してもらいました。
白欠の皆さんからは、赤田の特産品ブルーベリージャムや蕎麦の取り組みのきっかけ、
都市住民との交流について質問があがりました。
また、意見交換会では白欠の皆さんから
「高齢化と言って家に閉じこもっていてもよくない。いかに外に出るか、出すか。
そのきっかけづくりをどのようにしたらいいか考えている。
考えている間にも高齢化が進んでいく、どうやっていくのかが課題」という意見や
「皆、がんばっていると感じた。視察は楽しかった」との感想もでました!
住む場所は異なりますが抱えている課題は皆共通しています。
今回の赤田訪問が、白欠集落の新たな取り組みづくりのきっかけになるといいですね。
白欠・赤田の双方向交流リポートでした!