本文へスキップ

産地直送ブログ

鹿角市・三ツ矢沢(みつやざわ)の「でんぱく」を体験!(前編)

2012年11月12日

でんぱく」をご存じですか?
鹿角市と道の駅あんとらあが主催し、地域のみなさんにアイディアを持ち寄ってもらい
秋田県鹿角市を会場とした50の体験型プログラムを通じて「伝説の里・かづの」を体感するイベントです。

でんぱく!

今回は10月14日開催の「山かげから見た尾去沢鉱山の歴史」へと行ってきました!
すぐに定員に達してしまったほどの人気プログラム、
尾去沢鉱山の「山かげ」三ツ矢沢地域の伝説を体験です!

岩城さん

語る部(案内人)は三ツ矢沢地域にお住まいの岩城淳一さんです。

協力してくれています。

また、三ツ矢沢の方をはじめ岩城さんのお父さん、知人の方々も協力してくれています。

坑道へ 更に中へ

まず、三ツ矢沢に向かう前に尾去沢鉱山へ、ここで現地の方からお話を聞きながら坑道を巡ります。

解説中

ここからは、昭和53年(1978年)まで尾去沢鉱山で働いた「内田正榮」さんが解説してくれます!
(中央、白いヘルメットの方です)

鉱脈はここ! 削岩機について

このツアーだけの特別な解説です!
鉱山の詳しい話、鉱脈がどれか
そして鉱山内での仕事の様子など
展示物がまた違った表情を見せます。

水をおそなえ

山神社には、内田さんが持ってきた三ツ矢沢の水をお供えします。

通学路!?

そして注目は! 三ツ矢沢の子ども達が通ったという「通学路」
この観光坑道の一部も、尾去沢鉱山が稼働していた当時は
通学路として使われたんだそうです。

解説中!

これは地元の方が居ないと分からない情報です。
ちなみに岩城さんのお父さんの話だと
「停電したら真っ暗になるので、足を使って線路を探しながら感覚で歩いた
そうです。すげぇ……。

これは?

さらに、こちらの看板を見てみますと

三ツ矢沢発見!

ズームすると「三ツ矢澤」の文字を発見!
尾去沢鉱山のまた違った部分を再発見です。

出発!

ここでは全部紹介しきれないほどの「濃い」話を伺った後
一行は三ツ矢沢に向けて移動します。

この標柱は?

県道66号線沿いにあるこちらの標柱で一旦降ります。

藩境塚説明中

ここは江戸時代の南部藩と秋田藩の藩境でした。
しかし、境目を巡ってお互いの論争が絶えず、
ついに江戸幕府の手によって境目が決定されたのでした。
その証として、藩境に塚を作り、
中には糠五斗(90リットル)炭八貫目(30キログラム)が埋められたと伝わります。
高さ一丈(約3メートル)周囲一丈三尺(約4メートル)もの巨大な物でした。
現在もこの沢の両岸の山頂に塚が残っています。

タテの説明中

続いてすぐ近くの「館(たて)」と呼ばれる場所に移動します。
ここは、江戸時代末期、
南部と秋田が幕府軍(奥羽越列藩同盟)と新政府軍(明治政府)に分かれ激しく戦った
「戊辰戦争」の際に南部藩第2分隊が本陣を置いたところと言われています。
他にも小坂町と大館市の境にある雪沢や
大葛金山などにも南部藩から軍が派遣され、戦争準備を整えていきます。

タテの説明2

この後、大館市の十二所~比内扇田方面へと
南部軍の攻撃が開始されました。
この後、新政府軍の勝利により、鹿角・小坂は秋田へと編入されます。
時代が明治へと移り変わる直前の歴史ロマンを感じます。
ちなみに、三ツ矢沢から大館へ車が通れるようになったのは
昭和30年代頃で、それまでは馬車道だったそうです。

ここからいよいよ三ツ矢沢へと入っていきます。

三ツ矢沢小学校跡 三ツ矢沢小学校跡2

まずは三ツ矢沢小学校跡

三ツ矢沢小学校跡3

現在は田んぼになっていますが、この辺りに校舎やグラウンドがあったそうです。

プール跡

プールの跡が残っており、今もコンクリートを見ることができます。

昔の通学路

続いて会館から車を乗り換えてさらに集落の奥へと進みます。
途中、かつての通学路の看板が!
ここから山道を通り、坑道を通って通学したそうです。
今回は、車道沿いに別方向から向かいます。

※ここから紹介する先は私有地となっており、許可無く立ち入りはできません。

「田郡(たごおり)」地区、かつての鉱山関係者が住んだ山肌の村跡です。
この村にあった坑口(こうくち、坑道への入り口)を目指します。

土台 急坂

えっ! と思うぐらいキツい斜面に土台を作って家が建っています。
土台の跡が往時を忍ばせます。

ズリ

途中には「ズリ」と呼ばれる鉱石くずを捨てた場所もありました。

到着!

坑口到着です!
ここから坑道に入り、山の中をずーーーっと歩いて尾去沢に出ていたんですね。
それと、皆さんが乗っているコンクリートは、
鉱山から出た水を中和するためにもう一度坑道内に入れる施設です。
ポンプでくみ上げた後、再び坑道内に戻して中和を行っているそうです。
閉山後も、様々なケアが必要な鉱山の一面も知ることができました。

風呂跡

また、共同浴場の跡も残っていました。
ここで仕事を終えた作業員がひとっ風呂浴びて家路についていました。

お母さんがたも到着

途中、地元のお母さん方も参加してくれました!
久しぶりに見に来たそうですが、きつい登りをものともしない健脚でした~。

きゅうり!

そして差し入れの果物とキュウリ!
すんごく美味しかった!

おこもりとは?

下山してからは集落の「おこもり」体験ですが……
ちょっと長くなったので後編へと続きます! 果たして「おこもり」とは!?

Author: | Category:04鹿角エリア, 三ツ矢沢地域


カレンダー
2019年6月
« 5月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  
新着記事一覧
カテゴリー一覧
過去の記事
その他、RSSなど