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1社1村運動拡大プロジェクト 「銀座ミツバチプロジェクト」の方々が三ツ方森(みつかたもり)集落を訪問!~前編~

2012年11月28日

9月25日と9月26日の二日間にかけて、東京都銀座「銀座ミツバチプロジェクト」の
関係者の方々が由利本荘市の三ツ方森集落を訪問、交流しました!

田中淳夫さん、大越貴之さん、猪股保さん

25日はわらびの根掘り作業、わらび粉の抽出作業を体験し、三ツ方森集落の民家へ泊まりました。
26日はミズのコブ収穫体験、稲刈り&はさがけ体験をしたあと、
由利本荘市の赤田地域を訪問、赤田の大仏など名所を巡りました。

さて、前編の今回は25日のわらびの根掘り&わらび粉抽出作業の様子を
ご紹介していきたいと思います!
今回三ツ方森集落に訪問したのは、「農業生産法人 株式会社銀座ミツバチ」の田中淳夫さんと
NPO法人銀座ミツバチプロジェクト」「ファーム・エイド銀座実行委員会」の大越貴之さんです。

「NPO法人銀座ミツバチプロジェクト」は、
「銀座食学塾」と「銀座の街研究会」の有志の方々を中心に集まった団体です。
銀座の紙パルプ会館屋上でミツバチの飼育をすることで銀座の環境や生態系を感じ、
銀座の街部との共生を感じることを目的に、採れたハチミツを使用したお菓子の販売にも
着手しています。
また、「ミツバチのために花を植えよう」と屋上農園「銀座ビーガーデン」を
銀座の屋上へと広めています。
その銀座ミツバチプロジェクトから誕生したのが「農業法人 株式会社銀座ミツバチ」です。
農業生産法人として銀座ミツバチが立ち上がったのは2010年3月28日、ハチミツの日でした。
50アールの休耕田を借り、最初に生産したのはジャガイモ。なんと1.2トンを収穫したそうです。
ミツバチプロジェクトは全国に広まりつつあり、東京都内では
「自由が丘」「多摩」「恵比寿」「江古田」「渋谷」などの地域がプロジェクトをスタート。
仙台や札幌など都外にもプロジェクトが広がっています。
地域の生産者が集う「ファーム・エイド銀座」も
ミツバチプロジェクトの皆さんが行っているイベントです。

さて、9月25日当日!
三ツ方森集落は見事な秋晴れでした。
絶景を望める「三ツ方森地区多目的集会施設」を拠点に、いざ交流会!

田中さんと大越さん

●(左)大越貴之さん (右)田中淳夫さん

この日は、三ツ方森集落の方々はもちろん、三ツ方森集落のそばにある
石沢地域の「石沢川を探訪する会」の方々がお手伝いに来てくれました。

テーブルの上には三ツ方森集落で作った「わらび粉」を100%使ったわらび餅!

わらび餅

きな粉がわらび餅を綺麗にお化粧しています。
三ツ方森集落特製のわらび餅は、元気ムラ大交流会株式会社アイフィスの小原さんが訪れた時にも登場しました。
舌の上でとろける食感はさすがのひと言。

わらび餅を堪能した後は、どうやってこのわらび餅になるのかを実際に見ていきます。

材料の「わらび粉」を三ツ方森集落の皆さんは「根花粉(ねばなこ)」と呼びます。

昨年撮影した根花粉

●昨年撮影した根花粉

この呼び方からわかるように、わらびの粉はわらびの根っ子から抽出されるのです。

まずはわらびの根を掘りに行きましょう!

銀座ミツバチのTシャツ

ここで田中さん、スーツから銀座ミツバチのTシャツへチェンジです!

「三ツ方森地区多目的集会施設」から坂を下りていくと「はさがけ」がありました。

はさがけ

こちらの「はさがけ」は三ツ方森では町内会長の猪股保さんのお宅で唯一行われています。
昨年の「はさがけ」の様子はコチラでご覧頂けます!

さぁ、根っ子を掘りましょう!

根掘り

備中鍬(びっちゅうぐわ)で根を掘り起こしていきます。

大越さんは「宝探しをしてるみたいですね!」と夢中になっていました。
田中さんも黙々と根を探します。

もちろん土の中には、わらびの根の他にも様々な根っ子があるので
慣れていないと見分けがつきません。

地元の方に確認しながら

お二人は地元の方々に確認を取りながら根掘りを体験していました。

大物

そして最後には大物をゲット!

わらびの根っ子

15分程掘ってこんなに取れました~。

集会施設に戻ると、外には根っ子を叩く道具が用意されていました。

根っ子を叩く道具

そう、わらびの根っ子を叩いてその中のデンプンを取り出すのです!

さぁ、木槌で叩いていきますよ~。

根っ子叩き

叩いていくにつれて、根っ子から白くてネバネバしたものが出てきます。

デンプン

これが後に「根花粉」へと変身するデンプンです。
デンプンを触ってみたお二人は「とろろみたいな感触がする」と話しました。
デンプンを触っていると、つるつるして肌に良さそうですが、実際はどうなんでしょうね?

根っ子の断片

こちらはわらびの根っ子の切断面。
綺麗に層になっているのがわかりますね!

根花粉をたくさん作るには、やっぱり太い根っ子の方が良いですよね。
三ツ方森集落のわらびの根は、三ツ方森集落300年の伝統がある山焼きを行うなどして
山を手入れしていることもあり、太いものが採れます。

三ツ方森集落の歴史は江戸時代までさかのぼります。
三ツ方森集落のすぐそばには「三ツ森(みつもり)」という場所があり、そこが
本荘藩、矢島藩、亀田藩のちょうど境でした。
そこに3藩の境界を見守る役割を承り苗字帯刀を許された
猪股與左衛門(いのまたよざえもん)が住んだことが三ツ方森集落の始まりです。
三ツ方森集落からの眺めの良さの中には、そんな歴史も残されているのです。

だんだんと根っ子からデンプンが飛び出し、ネバネバと木槌が重くなってきました。

ネバネバ

三ツ方森集落に住むおスエさんの「このくらいでいいべ」という言葉で、
いよいよ根っ子を水洗いしていきます。

水洗い  搾ります

こうすることで根っ子の屑、土などのゴミを取り除き、根花粉を取り出すことができます。
網に入れて水洗いをして絞ると、トロッとした液体が出てきます。
この中に根花粉が入っているんですよ~。

まだまだ出てきます

たっぷり

女性二人がかりで絞ります。

まだまだ出る!

そこへ田中さんも参戦です。
「さすが男の人の力は違うなぁ」という声が上がりました。

搾りカス

搾りきった!! そんな感じですね。

こうして採取した根花粉は、一日寝かせておきます。

寝かせておきます

そうすると水分中の根花粉が底に沈殿して、
白い層、黒い層、そして水の層に分離します。
その白い層の粉を「白根花(しろねばな)」、黒い層を「黒根花(くろねばな)」と呼ぶのだそうです。

さて、日も傾きそろそろ夕ご飯の時間です。

夕暮れ

テーブルの上には続々と料理が運ばれてきます。
驚いたのはその料理の数々!!

わらび

●わらび

ゼンマイ

●ゼンマイ

フキと里芋の煮物

●フキと里芋の煮物

ミズコブの漬け物

●ミズのコブの漬け物

ミズの浅漬け

●ミズの浅漬け

ゼンマイ、こんにゃく、にんじんの煮物

●ゼンマイ、こんにゃく、にんじんの煮物

山ワサビの醤油漬け

●山ワサビの醤油漬け

ミョウガとイタドリ(サシボ)の田楽

●ミョウガとイタドリ(サシボ)の田楽

ミョウサク、タケノコ入りおでん

●ミョウサク、タケノコ入りおでん

タケノコの醤油漬け

●タケノコの醤油漬け

おつゆ

●おつゆ

その数なんと11品目!!
なんとも贅沢な食卓です!

石沢川を探訪する会の皆さんからは石沢川に生息する
モクズガ二の炊き込みご飯、塩からナス、そして丸ごとそのままモクズガニッ!

塩からナス  モクズガニ

モクズガニの炊き込みご飯  カニ酒

なんとモクズガニをお酒に入れて茹でた「カニ酒」まであります。
普通のカニよりは小さな体に凝縮されたカニ味噌がお酒に溶け出して
とにもかくにも美味しいらしいです! ……私も飲んでみたいなぁ~……。
カニ酒の味を知っている方々は「これが最高なんだよ~」と待ちきれない様子です!

山と川の幸が大集合です。
食卓に上ったのはなんと全部で15品目以上!
すごい! 食べきれるかしら。

たくさんの料理に興味津々

たくさんの料理が並び、思わずのぞき込むお二人。

この日はオードブルもあったのですが、
皆さん地元の家庭料理と石沢川のモクズガニにもう夢中。

そりゃそうです。
三ツ方森集落に来なければ食べられない最高の贅沢ですもん!

三ツ方森集落の歴史を感じられる絶景、集落で育った山菜、
三ツ方森のお母さん達の味付け。
そして何より「集落の方々と一緒に味わう」という調味料が加わることで
より一層美味しくなるのでしょうね。

こうして、25日の夜は賑やかに、そして暖かい余韻を残して更けていきました。

全員集合!

翌日、26日の様子は後編で!

Author: | Category:08由利エリア, 2 GBビジネス, 7 集落間交流, 三ツ方森・大台地域


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