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東京都料理組合(高級料亭、高級日本料理店等400店加盟)の産直事業を実施している株式会社アイフィスが元気ムラを訪問交流しました。

2012年10月25日

9月10日、株式会社アイフィスの小原さんが五城目町馬場目・杉沢(ばばめ・すぎさわ)地域由利本荘市三ツ方森(みつかたもり)集落を訪問しました。

アイフィス小原さん

株式会社アイフィスでは「東料産直レター」という
地元の希少食材を紹介し、産直レターに加盟する飲食店とを繋ぐ事業を行っています。
昨年11月に「ファーム・エイド銀座」で交流した五城目町馬場目・杉沢集落や朝市、
由利本荘市三ツ方森集落を訪問し、野菜などが販売されている様子やその人々を見たり、
山菜がどんな場所でどの様に自生しているのか実際に聞き歩きしました。

まずは五城目朝市を見て回ります!

五城目朝市

五城目朝市は毎月2・5・7・0のつく日に開催しており、
500年もの歴史がある朝市です。
その他にも5月4日に「祭市」、8月13日に「盆市」、12月31日に「歳の市」と
3回の「臨時市」が開催されます。

朝市が始まったのは1495年(明応4年)のこと。
馬場目の地頭、安東季宗が町村に「市神」を祀らせ市を開いたのがこの五城目朝市の始まりと伝えられています。

朝市には新鮮な野菜、魚介類はもちろんのこと「朝市通り」のお店も露店を出します。

朝市の魚屋さん  野菜を販売しています

お菓子屋さん 佃煮屋さん 中石の梨を販売するお母さん

佃煮屋さんやお菓子屋さん、五城目町名物のおやきを焼くお店も並びます。
男鹿市五里合(いりあい)中石の方も露店を出し、自慢の男鹿梨を販売していました。

五城目町の方々が集う朝市には、五城目町内川地域の湯ノ又集落の出身で
他の集落に嫁いだというお母さんにも出会いました。

湯ノ又出身のお母さん  カタウリの漬け物「あねこづけ」

野菜のほか、「カタウリ」に菊などを詰めた「あねこづけ」という漬け物も販売していました。

天然物を販売する伊藤さん  梅漬け

キノコや梅漬けを販売するお店の方は
「10月からキノコが出始めるので朝市が賑やかになる」
と教えてくれました。

五城目朝市

小豆の皮むき

小原さんは一つ一つのお店で一人一人の方と話しながら朝市をまわりました。

朝市から馬場目地域へ向かいます。

馬場目地域の「友愛館」では石川勝巳さんと石川交三さんが待っていてくれました。

友愛館

勝巳さんと交三さん

馬場目地域ではミズのコブ自生地、三平の家ネコバリ岩などを見てまわります。

馬場目地域の杉沢集落では一軒を除き全ての家が石川姓なのだそうです。
勝巳さんと交三さんは馬場目地域で「石川さん」と呼びかけるとみんな振り返るよ、と笑っていました。

冷凍木イチゴ  スギナの粉末

こちらはミズのコブの自生地へ案内してもらう前に見せてもらった
馬場目地域で栽培している木イチゴを冷凍したものと、粉末にしたスギナ!
馬場目地域では「スギナ茶」を販売しており、スギナ茶は「清流の会 爺婆元気部会」で作っています。
販売されているスギナ茶は、この後登場します!

始めはミズのコブ自生地を勝巳さんと交三さんに案内してもらいます。

自生地の周辺にはそばの花が咲き、秋田フキがたくさん生えていました。

そばの花

秋田フキ!

ミズのコブの自生地周辺には山ヒルが生息しているため、ハッカ油の希釈水を体にふりかけます。
山ヒルだけでなく蚊も寄せ付けないそうです。

林の中を歩いて行きます。

林

小原さんは道中に生えている野草にも興味を示し、
前方を行く勝巳さんと交三さんに質問をしていました。

ミズのコブ生えてます!

あっ、ミズが生えていました。
大粒のコブがたくさんついています!
「もっと良いところがあるよ」
と勝巳さんが教えてくれます。

ミズのコブ

わ~、大きい! とっても瑞々しいですね。ミズだけに!
……失礼しました。

ミズの自生地を案内してもらった後は、車で少し走り
映画「釣りキチ三平」のロケ地となった「三平の家」へ。

三平の家

コスモス  夕顔の花

表札  ポストのそばにもツルが

三平の家入り口付近にはコスモスが咲き、家の壁につたって夕顔のツルがのび黄色い花が咲く、
のどかな風景がそこにありました。
家の表札は映画撮影時の「三平一平」のままです。

近野俊一さん

三平の家の持ち主、近野俊一さんが家の中を案内してくれます。

三平の家

居間には囲炉裏があり、それを囲むように映画「釣りキチ三平」のロケ写真などが飾られています。

農具  お盆やお重

玄関から入ってすぐの場所には昔使用していたと思われる農作業用具があり、
居間から奥に入った場所には家具などがありました。

お重  いずめ

家具はおかもちのように持ち歩くことができるお重箱や、今で言うベビーベッド「いずめ」など。

三平の家はもともと取り壊す予定で、あと少し釣りキチ三平のロケで使いたいという連絡が遅ければ
ここには存在しなかったそうです。

小原さんと近野さん

家の大黒柱はこれといって決まったものはなく、みんな仲良く手を繋いで家を支えているみたいだと
近野さんは話してくれました。

次の場所も馬場目地域に来たら行かなきゃ損! と言っても過言ではない各所です。

どこでしょう?

さぁ、どこだと思いますか?

どかーん!

ネコバリ岩

そう、ネコバリ岩です!

写真では伝わりづらいですが、かなりの大きさの巨岩なんです。

大きさ比較

近くを歩く小原さん達と大きさを比べると、どれほど大きいかわかりますよね!

馬場目地域には昔、森林軌道でトロッコが通っていました。

その名残、手押しトロッコの線路がネコバリ岩近くに残っています。

トロッコの線路

「林業で栄えた」という馬場目地域の歴史が刻まれている線路です。
当時、馬場目地域内を通るトロッコは木材の運搬だけでなく、
生活用品なども運んでおり、馬場目地域の生活に溶け込んでいました。
杉沢集落に嫁ぐ女性が、そのトロッコに乗って集落へ入ってきたという
すごい話も聞きました。

さて、馬場目地域の「食」といえばここ!

清流の森

農家レストラン「清流の森」です。
清流の森の建物は昔「杉沢小学校 北ノ又冬季分校」でした。

直売  校歌

玄関のすぐ横には直売の野菜などが陳列され、
食堂への入り口には分校当時の校歌が残されています。

清流の森

清流の森おすすめのメニューは日替わりの「清流定食」。
この日の清流定食のメニューは……

どどーんっ!

清流定食

うわぁーよだれが出そう!

あたりには天ぷらが揚がったからっとした香りが漂い、今にもかぶりつきたくなるくらい食欲を刺激されます。
馬場目地域のお母さん達は本当に料理上手なんです。

馬場目地域の新鮮な食材がこれでもか、というくらい使われています。

天ぷら

・かぼちゃ、レンコン、平インゲン、ズッキーニ、菊の天ぷら

イワナのムニエル

・イワナのムニエル

鶏肉の塩麹蒸し

・鶏肉の塩麹蒸し

ミズたたき

・ミズたたき

ワサビ醤油漬け

・山ワサビ醤油漬け

セロリとミズコブのマリネ

・セロリとミズコブのマリネ

ミズの漬け物

・ミズの漬け物

冷やし汁

・冷やし汁

バター餅

・デザートのバター餅

……と、豊富な品目がテーブルの上にずらり!
上品な味付けと食感で食が進みます。
さらに、山ワサビの醤油漬けの辛みが食欲を刺激します。

スギナ茶、ワンカップ販売中

清流の森レストラン内で販売されているのが
瓶詰めのスギナ茶、ネコバリ岩のキャラクターネコバリくん印の日本酒。

スギナ茶  スギナ茶

スギナ茶には独特の味わいがありますが飲みやすかったです!

日本酒 ラベルの裏にはネコバリ岩の写真が

日本酒のラベルを反対側から見てみると、ネコバリ岩の写真を見ることができるんですよ~。
面白いですよね!

清流の森レストランのお母さん達

清流の森のお母さん達です。
皆さん、美味しいお料理ごちそうさまでした!

外に出ると、勝巳さんが清流の森のアイドル、猫の「ぶーやん」に
話しかけているところでした。

勝巳さんとぶーやん

ゆったり、まったりとした風景ですね。

さて、私たちはその後由利本荘市の三ツ方森集落へと向かいます。

「三ツ方森地区多目的集会施設」には三ツ方森集落の皆さんが集まっていました!

三ツ方森集落の皆さんと

何かイベントがあると皆が集まる、一つの集落が一つの家族。
そんな三ツ方森集落の皆さんです。

におさく  ミズのコブ

山菜のにおさくやミズのコブを用意していてくれました。
三ツ方森集落の集会施設から見える景色を三ツ方森町内会の猪股保会長と一緒に眺めます。

猪股保さんと小原さん

この日は朝から雨が降ったりやんだりしていましたが、
三ツ方森集落へ進むにつれて晴れ間が見えてきていました。

集会施設の中では、猪股保会長の奥さん、節子さんが料理の準備をしていました。

ミズたたき

・ミズたたき

ミズの漬け物

・ミズの漬け物

ゼンマイの煮付け

・ゼンマイの煮付け

ミズたたきの冷やし汁

・ミズたたきの冷やし汁

……などなどたくさんの料理が並びます。
そして三ツ方森集落と言えば「わらび餅」!

わらびの根からわらび粉を抽出する方法を三ツ方森集落では勉強していました。
わらび餅はプルプルした口当たりが心地良いお菓子として有名ですが、
「地域の元気作り実践活動」で三ツ方森集落で挑戦したのは同じわらび粉から作る「根花餅(ねばなもち)」でした。

わらび粉は、ここでは根花粉(ねばなこ)と呼んでいます。
わらび餅と根花餅の違いは、100%根花粉を使ったものが「わらび餅」
餅米に根花粉を混ぜてついた餅が「根花餅」です。

昨年(平成23年)には、八峰町本館集落、三種町上岩川集落など他地域の方々も
招待し、根花餅や料理を振る舞う「三ツ方森茶屋」が行われました。

こちらが100%根花粉を使った贅沢なわらび餅です!!

三ツ方森のわらび餅

口の中に入るとぷるんとした食感のあと、すぐにサッと溶けてしまいます。
こんなに幸せで良いんでしょうか……。

小原さんと節子さん

小原さんと三ツ方森集落の皆さんは、たくさんの動物が猪股会長の家に来るという話や、
前日に開催した「元気ムラ大交流会(前編)(後編)」で様々な地域の方と
交流した時の話などをして、和気あいあいとした時間が流れていました。

小原さんは、地域の方々と話をしたあと必ずしっかりと握手をします。
その握手が、小原さんを通じて様々な人たちと繋がっていくような
そんな風に感じられました。

以上、元気な2つのムラからリポートでした!

Author: | Category:02元気ムラ支援室から, 07秋田エリア, 08由利エリア, 2 GBビジネス, 7 地域間交流, 三ツ方森・大台地域, 馬場目杉沢地域


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