小坂町、康楽館がなんと今年で100周年だそうです!
それを記念して、鹿角ふるさと大太鼓大響演が、明治百年通り、小坂鉱山事務所前で開かれました。
鴇(ときと)地域の鴇大太鼓も参加すると聞いて、早速取材に行ってきました。
この日、康楽館では100周年記念イベントが目白押しでした。
鴇大太鼓も寄せ太鼓を演奏したそうです! が、聞けなかった~残念……。
夕方になると、小坂鉱山事務所が綺麗にライトアップされていました。
なんと、この事務所前の広場がステージになるのです!
鹿角地域の太鼓たちは、その昔山伏たちが伝えたと言われています。
江戸時代の初めにはごく小さい太鼓だったようですが、だんだんと大きくなり、
大正時代にはほぼ今の形(直径90~120cm!)になりました。
各集落の太鼓が次々と披露されていきます。
イベントで和やか……と思ったら演奏者も指揮者も真剣です!
ぴん、と張りつめた空気の中、太鼓が力強く響きます。
途中、アトラクションとしてかけあい太鼓が行われました。
各保存会の代表が自分たちの太鼓をソロで披露しあうのです。
鴇大太鼓保存会からは、中学生の成田侑也君、高校生の成田喜輝君が演奏しました。
緊張感の中他の団体が演奏します……。
そしていよいよ演奏! まずは中学生の成田侑也君!
続いて、他の団体がまた演奏後……。高校生の成田喜輝君!
二人とも見事な演奏でした!
そして……いよいよ鴇大太鼓です!
今回は他の保存会の方々の力も借りて、普段5胴で演奏しているものを7胴での演奏です!
演奏前の沈黙……緊張感が漂います!
そして……! 代表の成田さんの提灯が上がりました!
鉱山事務所に太鼓の太い音が反響し、ずしん、と響いてきます。
音が伝えられないのがもどかしい!
最後は、参加保存会全員による演奏です!!
36胴の太鼓が並ぶのは壮観です!
大音響が小坂鉱山事務所を震わせました!
以上、鴇地域からでした。