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産地直送ブログ

「大地の芸術祭」に向けGO! 八木沢で「フレーム織り」!

2012年7月26日

33_途中女性

7月14日(土)、「フレーム織り」のワークショップが、上小阿仁村(かみこあにむら)の八木沢(やぎさわ)集落で開かれました。約30人が参加し、素晴らしい作品が出来上がりました。
皆さんの作品は組み合わされて巨大な格子屏風のような作品となり、7月29日から9月17日までの51日間、八木沢集落の棚田や集落風景の中で展示されます!!!
皆さん、ぜひ見に来て下さ~~い!

八木沢集落では、7月29日からの「第5回大地の芸術祭」の飛び地開催に向けて
着々と準備を進めています。

期間中は、八木沢集落の棚田や公民館でのアート作品の展示のほか、
番楽(ばんがく)・神楽(かぐら)の伝統芸能イベント、
さらに棚田舞台での現代音楽祭、舞踏イベントなど
盛りだくさんです。

この日の「フレーム織り」のワークショップは、
「第5回大地の芸術祭」の飛び地開催に向け準備を進めている
「KAMIKOANIプロジェクト秋田」実行委員会の主催です。

潟上市や秋田市内から来た一般参加者や、
地域活性化に熱心な若者会議のメンバーなどが集まりました。
03_集まる

「フレーム織り」の会場は、昭和58年(1983年)に廃校となった
旧沖田面(おきたおもて)小学校八木沢分校を活用した公民館です。
96_公民館

会場には机が並べられ、往時の姿を取り戻したかのようです。

元小学校らしく、小さい机と椅子です。かわいいですね~!

床は木の板。しっくり足にきます。
薪を燃やすダルマストーブもあります。

「つよい子にな~れ」などの大文字の標語や、
子ども達が木々を描いた大きな絵が正面に飾っています。
49_ダルマストーブ 08_強い子

「フレーム織り」の指導に当たったのは、
秋田公立美術工芸短期大学(美短)の長沢桂一准教授と美短の職員の方です。

写真右が長沢先生。左の二人は美短の職員の方です。
011長沢先生

「フレーム織り」の材料は、段ボール箱の梱包などによく利用される
ビニール製の「PPバンド」です。

ステンレスの枠に、このPPバンドを「平織り」で織っていき、
油絵のキャンバスみたいに作り上げ、
それを田んぼの「あも」に稲架掛け(はさがけ)のようにかけて展示します。
この「あも」は、今回の芸術祭で八木沢の特徴的な風景としてロゴデザインのマークの元となりました。後で写真で紹介します。
107PPバンド 91_フレーム

この日作った約30枚を含め約80枚を格子状に組み合わせて
巨大な作品を作り、それを展示します。

長沢先生は「作品は屋外に設置しますが、長い間、置いておきたい」と話しておられました。
「稲架掛けをはさんで、向こうに見える光景が合体する作品となるようなコンセプトです」

写真は、先生が持っていた完成イメージのラミネートです。
160ラミネート

上小阿仁村のウェブサイト(中央付近)にも完成イメージが載っています。

   さあ、ワークショップの始まりです★~♪~☆。

   まず、長沢先生が折り方の説明をしてくださいました。
20_最初の説明

PPバンドは、表面が網目模様になっていて、白、黄、青、赤など
数種類の色があります。

参加者は、ステンレスの枠を机の上に置きます。
そして白いPPバンドを27本、好きな色のテープを17本取ります。
白は長め、カラーは短いです。

見本として、先生が白を縦に6本並べ、
カラーのテープを横に平織りで織りこんでいきます。
21見本

   さあ、全員が挑戦です!

経験者はいたかもしれませんが、ほとんどは未経験のようでした。
「地域おこし協力隊」として八木沢に住んでいる桝本杉人さんも(写真右)、
長沢先生と何やら会話しつつも作り始めています。
130はじめ 125ますもと

 八木沢集落には、平成21年11月から「地域おこし協力隊」として
 桝本杉人さんが赴任しています。
 京都・立命館大学の学生ですが、大学を休学してきました。
 同じ「地域おこし協力隊」の水原聡一郎さんと八木沢で活動を行っています。

 ※桝本杉人さんの紹介はこちら。
 ※水原聡一郎さんの紹介はこちらです。
 ※KAMIKOANIプロジェクト秋田 公式ブログ。

取材班の一人は藁でぞうりを作ったことはありますが、
平織りは全く経験がありません。
それに、PPバンドは少し固くて扱いづらいのです。
「爪を使ってPPバンドを扱って」と先生は言うのですが、

     けっこう、キツイです!

     どうなることやら~~。

まずハサミでテープの先端を丸く切ります。
丸く切ることで、織りやすくなるのだそうです。

写真右は、床に散乱している、先端を丸く切った「切れ端」です。これも“芸術”?
112切り取り 47_切り端

縦に並べた白を6本から少しずつ本数を増やしていくと、
コツがつかめたような気になります。

     皆さん、集中しています。
     時々、「難しい~」なんて声がしますが、
     多くの方は黙々と作業をしています。エライ!!
     134もくもく作業

作業中も、取材班は写真を時々撮らなければなりませんが、
この「フレーム織り」に熱中! ♪~♪

途中で撮った写真です。
ずいぶん出来上がっていますね。
速い人は、もう完成でしょうか。
24_途中 154完成した人も

作業で分からなくなると、回ってくる先生に教えてもらいます。

そして最終段階。テープを折り返すところまで来たので時間を見ると、
?! あっと言う間に2時間が過ぎちゃいました。

ステンレスの枠の中に、白27本、オレンジ色のテープ17本がきれいに収まりました。
折り返しもテープの間に入れ込んで、完成です。

     自分ながらウ・レ・シ~~~・イ!!

他の方も完成を喜んで、一斉に作品を上に挙げました。ワオーッツ!!
167完成い

165完成うれ

いろいろな色のテープで織った作品を並べて見ました。
29_いろいろな色

参加した方から感想を伺いました。

新聞の案内を見て潟上市から一人で車を運転してきたという主婦の方は
「やってみたいなと思っていましたが、教えてくれる人が近くにいませんでした。
難儀だったけど、勉強になりました。ここは空気もいいし自然も豊か。
また来たいです」と話していました。

上小阿仁中学校3年の伊藤太雅(たいが)君は、
新聞やテレビで時々取り上げられるので、このあたりでは、ちょっと有名人です。

「大人も混ざっていて、すごい楽しいです」と語っていました。
伊藤君は、旧八木沢分校の清掃活動にも7月1日に参加しています。

また、8月18日の「根子番楽と上小阿仁伝統芸能競演」では
小沢田駒踊りの踊り手として出演する予定です。

完成したあと、外に出てみんなで記念写真を撮りました。

   皆さん、満面の笑顔ですよ!

173全員撮影

「フレーム織り」を終えたあと、棚田などの展示会場に行ってみました。

188はさがけ

この棒または柱と見えるものが、前述した「あも」と呼ばれるもので、かなり古いようです。

「あも」の穴に棒を通し、その棒に稲を稲架掛けにして天日干しにするというわけです。

今回の芸術祭では、この「あも」が八木沢の特徴的な風景として、
ロゴデザインのマークの元となり、
またこの穴から見た「あも」の列が
チラシの表紙にも大きく使われています。

近くには広い畑と山々。自然がい~~っぱいです。
写真右はカボチャでしょうか? 黄色い花をつけていました。
57_広い畑 60_かぼちゃ

展示会場から、公民館方向をのぞみます。ネギはこれから伸びていくところです。
61_公民館方向 63_ねぎ

「第5回大地の芸術祭」上小阿仁では、
カフェ、音楽、トークショー、映画とイベントが盛りだくさんですよ!

 ※大地の芸術祭は、
 世界有数の豪雪地・越後妻有(えちごつまり)地域
 (新潟県十日町市と津南町)の山里を舞台に、
 平成12年から3年に1度開催されている芸術祭です。

 秋田公立美術工芸短期大学の芝山昌也准教授の作品展示が縁となって、
 上小阿仁村が飛び地開催となりました。

※「第5回大地の芸術祭」の飛び地開催については、
以下のウェブサイトをご覧下さい。

・上小阿仁村のウェブサイト
 「第5回大地の芸術祭」の飛び地開催について。

・大地の芸術祭飛び地開催「KAMIKOANIプロジェクト秋田」
 プロジェクト公式ホームページ http://kamikoani.com/
 プロジェクトブログ http://blog.kamikoani.com/

「第5回大地の芸術祭」上小阿仁飛び地開催のイベントはこちら。

※また、元気ムラのウェブサイトでは八木沢地域を紹介しています。ご覧下さい。
「元気ムラ・八木沢地域」

それでは、八木沢でお会いしましょう!!!

Author: | Category:05北秋田エリア, 八木沢地域


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