岩子・大久保岱(だい)地域に古くから伝わる「鹿嶋流し」は、
五穀豊穣・無病息災・村中安全・交通安全を願うお祭りです。
まずは岩子集落が準備の集合時間が早いとのことで、取材させて頂きました!
時間になると、皆さん次々と人形をもって集まります。
この人形に、「悪神」「悪霊」を引き取ってもらい、
川や海に流すのが鹿嶋流しです。
現在は川原で燃やしてしまうところも増えています。
岩子集落では、毎年10体ぐらいの人形が集まります。
この後、集落の神社である雄山(おやま)神社が見える場所で遙拝し
川へと向かいます。
続いて大久保岱集落!
こちらは舳先に大きく旗が掲げられているのが特徴です。
!! スギッチ主任!? 大久保岱では、6月2日「第23回全国みどりの愛護のつどい」にて
表彰を受けたことを記念して作られました。
作ったのは彼、上手にできてますよ!
エリザベス女王陛下も!?
さて、人形には手に手に「早苗」を持たせています。
五穀豊穣を祈るためなんですね。
岩子集落ではパンを、大久保岱では餅を結びつけていました。
岩子集落のパンは後で子どもたちに配られます。
このパンにつけられた小さな包みは……?
子どもたちへのちょっとした「お小遣い」だそうです。
さて、大久保岱集落、出発です!
船は「旦那のイチョウ」の下を通り過ぎてすぐ、
集落の中心部で停止します。
先行した太鼓。子どもたちが太鼓を力一杯叩きます!
子どもたちにはお菓子のプレゼントも。
この後、船は大久保岱神社へと向かいます。
神社に入れて……。
みなさん参拝した後は、いよいよ人形を送り出します。
最後に記念撮影しました!
今年も豊作でありますように。