5月5日の内川地域は行事が盛り沢山!
浅見内神明社の祭典後、「内川こどもささら」が行われました!
今年も、浅見内集落と湯ノ又集落の公民館で舞われましたよ~。
去年のこどもささらの様子はこちらから!
今年はあいにくの天気でしたが、子どもたちは元気いっぱいです。
桜の木の下で、子どもたちの練習の成果が披露されました!
内川こどもささらが生まれて18年目となる今年度の舞手は13人。
6年生5人、5年生4人、4年生1人、3年生1人、1年生2人です。
この日行われた「こどもささら」には獅子踊りを舞う6年生2人が試合で参加できず、
卒業生1人が助っ人で獅子踊りに参加し、12人でのささらとなりました。
獅子踊りはずっと3人で舞っていましたが、今回は2人という初めての試みです。
練習にも余念がありません。
練習の後、間もなく本番です!
内川こどもささらは、「奴(やっこ)踊り」と「獅子踊り」の2編成になっています。
奴踊りには9種類の踊りがあり、その一つ一つの変わり目に子どもたちが
「次はおがみ踊り!」など、踊りの名前を言ってから踊りに入ります。
昨年は緊張した表情をしていた子どもたちでしたが、
今年も緊張しつつも楽しそうな表情で踊っていました!
こうして教える立場、先輩になっていくんですね~。
子どもたちが受け継ぐ「内川こどもささら」は、
大正時代末期には「内川ささら」という、大人が舞う踊りでした。
浅見内集落の方は当時を思い出しながら「内川ささら」は毎年踊られていたと
懐かしそうに話してくれました。
何度か姿を消しては復活を繰り返してきた「内川ささら」は
五城目町と東京都千代田区が結んだ姉妹提携がきっかけとなり、
「神田明神将門太鼓」との交流を経て新しい形に生まれ変わりました。
平成6年より「内川こどもささら育成会」が
子どもたちに継承活動を行っているのが「内川こどもささら」です。
それから地域の行事として、5月5日に浅見内と湯ノ又の2集落で、
また、五城目町の「番楽競演会」にも参加するなど、
活発な活動が行われています。
「来年も、この桜の下でささらを踊りたい」と
内川こどもささら育成会の澤田石清樹さんが話してくれました。
今年は前日の風で残念ながら桜の花は散ってしまいましたが、
来年、満開の桜の木の下で元気いっぱいに踊る子どもたちの姿を
思い浮かべると、今から楽しみですね!
以上、ささらの上達と共に、子どもたちの成長した姿も垣間見ることができた
内川こどもささらのリポートでした!