仙北市の元気ムラ「田沢地域」で活動する、地域運営体「荷葉(カヨウ)」が
地域運営体活動の一環で、5月6日、旧田沢中学校でキノコの駒打ち作業を行いました!
田沢幼稚園の子どもたちも参加して、駒打ちにチャレンジです!
こちらが、キノコの「ほだ木」にする原木です。
真ん中の大きな原木は「こしあぶら」!大きいですね~。
使用する原木は、ナラ・桜・ブナ・イタヤなど種類が豊富!
長さ1mほどの原木に、電動ドリルでキノコの種コマ(菌)を植える穴を均等に開けていきます。
こちらは「椎茸(左)」と「なめこ(右)」の種コマ。
原木と種コマにも相性があるようで、
今回は、椎茸はナラ 、ムキタケはナラと桜、
なめこはブナ、イタヤ、こしあぶらなどに駒打ちを行います。
種コマの香りをかぐ田沢幼稚園の子どもたち。
種コマからもキノコの香りがすると知り、驚いていました~
荷葉のお父さんたちと一緒に駒打ち中。
学校のイスに座って作業していると「森の学校」のようですね。
原木きのこの栽培は、野生のキノコと同じような環境作りが大切です。
駒打ちが完了したほだ木は、希望者にプレゼントされました。
田沢幼稚園で、きのこパーティーを開けるくらい、たくさん生えてきてほしいですね。
さて、午後からは、田沢交流センターで、NPOたざわ村主催の「花見会」が行われました。
※センターの玄関には、元気ムラのイラストマップのパネルが!
地域運営体「荷葉」は、田沢地域の11集落や、ボランティア団体などで構成されています。
NPOたざわ村も荷葉の一員で、今回の駒打ち作業に参加しているんです。
毎年、NPOたざわ村が主催するこの「花見会」は、
始まりははっきりしませんが、田沢の小中学校で教鞭をとった先生の歓送迎会が始まりと言われ、
昭和40年代から続いていると言われます。
「伝統」の花見会なんです。
今年の花見会は、今年3月まで9年間、田沢郵便局の局長を務めた方や、
やはり3月まで田沢幼稚園で働いていた先生、4月から新しく赴任した先生のほか、
かつて田沢中学校で教鞭をとり、今年3月で定年を迎えた方の姿もあります。
「教え子はすっかりお父さん、お母さんになってしまって」と感慨深い様子で、
田沢の思い出話に花が咲いていました~。
花見会でお話を伺っていると、田沢が「文教の地」と言われる理由も納得です。
「田沢は離れがたい」と話す郵便局長さんのコメントからも
人と人とのつながりを大事にしてきた田沢の姿を見ることができました!
仙北市・田沢地域からのリポートでした~
●おまけ
田沢交流センター前にある銅像をちらっとご紹介。
田沢は県内でも屈指のバスケットボールの強豪校でした。
銅像のユニフォームは、センターの方が着せてあげているそうです!
どうやって着せているのか、気になるな~。