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産地直送ブログ

五城目町・内川浅見内神明社祭典!

2012年5月18日

五城目町・内川浅見内(うちかわあさみない)集落で5月5日、浅見内神明社の祭典が行われました!

浅見内神明社の御神輿

浅見内神明社は、奈良時代からの歴史が文書に残る神明社です。
かなり古い時代に建立された神明社のため、祭典がいつから行われていたのかは不明だそうです。

そんな歴史ある浅見内神明社の祭典は、その年の当番長の自宅から始まります。
神事への参加者は20人で、今年の当番長は「工藤庸治(ようじ)」さんでした。

祭典の始まり 玉串奉奠

お清めのお祓い、祝詞奏上などが行われ、それぞれの役目の代表者が神棚へ玉串(たまぐし)を捧げます。

御神酒

集落の皆さんが首から提げているのは、「かけじめ」と呼ばれる、魔除けや結界を意味し、
「神事の参加者」の印。
お清めが終わると「御神酒」を飲み、太鼓を打ち鳴らしながら浅見内神明社へ向かいます。

浅見内神明社へ  浅見内神明社へ

神明社の石段

しばらく歩き、浅見内神明社に着くとそこには急な石階段が!
山に沿うように上へ伸びる石階段は、社殿の階段を合わせると138段!
半分ほど上ったところで息が弾みます(汗)

神明社は昭和35年(1960年)頃、諸事情により山の下にあった社殿を
山の上へ移したそうです。

祈祷

神明社で宮司さんによる祈祷、祝詞奏上が行われ、神主さんによる「湯立て神事」が行われます。

湯立て神事

湯立てに使われた「藁束」は「三宝(さんぼう=お供え物を載せる台)」に載せられ、参加者の方々で回し、拝みます。

浅見内神明社の祭神は皇祖神(こうそしん=皇室の祭神のこと)の一柱として知られる
天照大神(あまてらすおおみかみ)。
そのため、御神輿渡御の際にご神体となるのは
「三種の神器(さんしゅのじんぎ)」のうちの一つで、毎年ご神体が変わります。
今年は八咫(やた)の鏡がご神体でした。

いよいよ御神輿へご神体が移されます!
宮司さんはご神体を懐へ隠し、一気に階段下の御神輿へ。

ご神体を御神輿へ  御神輿へ

御神輿へご神体を移す間、神主さんは「おー、おー」と声を上げ続けます。
空気がピリッと引き締まり、しんと静まりかえる木々が神々しく感じられました。
昔は紙を口にくわえるなどして息を止めて御神輿へご神体を移したそうですが、
それも神明社が移動したことにより大変になったため、今ではこのような形をとるようになったそうです。

ご神体を載せた御神輿の周りには、装束を着た中学生から一般までの方々が参加者の到着を待っていました。

御神輿

立派な御神輿ですよね! 屋根には鳳凰(ほうおう)の飾りも。
五城目町の御神輿は「五城目町本町」、隣の集落「湯ノ又」、
そして「浅見内」の3集落にのみ伝えられており、町の貴重な財産となっています。

準備が整うと、太鼓、猿田彦を先頭に「御幣」「旗」「矛」「弓」そして御神輿と続き、渡御(※とぎょ)が始まります。

※渡御とは:ご神体を載せた御神輿が渡り歩くことを言います。

猿田彦

御神輿渡御

御神輿渡御

浅見内神明社を出て「堂ノ下橋」を渡り、浅見内集落内を練り歩くのですが、
この時、「塩」「米」「酒」を御膳に載せ、家の前にお供えしていました。

御神輿渡御、祈祷

祈祷を希望する方が家の前にお供え物を出しているそうです。

家々をまわる

鈴を鳴らしながら

鯉のぼりと一緒に  なでなで

それぞれの家々の前で御神輿が止まり、鈴を鳴らしながら祈祷が行われます。
祈祷には子どもたちの姿もあり、神事に参加している方々も顔をほころばせていました。

小川口へ  祈祷

上の写真は浅見内集落の「小川口」。
湯ノ又集落にあるのですが、山の関係で飛び地になっているそうです。

御神輿渡御の後は、神明社へ戻り「かけじめ外し」が行われ、
翌年の当番長へ引き継ぎが行われます。

かけじめはずし

御神酒  当番長引き継ぎ

毎年、御神輿渡御には雨が降らないと言われているそうで、
朝から小雨が降っていたのですが、祭典が始まると雨がやんでいました。

悠久の歴史を持つ浅見内神明社と祭典は、
集落で大切に守り伝えてきた何にも変えられない宝物ですね!

祭典の後、「内川こどもささら」も披露されました!
その様子はこの後のブログでご紹介しますよ~!

※今年の内川こどもささらの様子はコチラから!

以上、遙か昔からの伝統に触れることができた
内川浅見内集落のリポートでした!

Author: | Category:07秋田エリア, 内川地域


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