金井神・上坂部地域で、取材班は2人の「職人」に出会いました!
第1弾の今回は、その2人のうちの1人の職人をご紹介したいと思います!
第1弾は、11年前から様々な手づくり作品を生み出している
「伊藤正一」さん。
ご覧ください、正一さんが作った作品の数々!
アサリの貝殻のアクセサリー、コーヒーミルクのカップの帽子など、
正一さんのアイディアが活きた作品がいっぱいです♪
右下のカゴは、PPバンドで作られているんだそうです!
ゴミ箱なんだそうですが、なんだかゴミを入れちゃうのもったいないような。
ご自宅の近くには作業小屋があり、
そこには地区の文化祭や、収穫祭の展示会にも出展したことがある
正一さん自慢の作品が飾ってあります。
まずは、最優秀賞を受賞したことがある作品をご紹介!
まず見せていただいたのが、こちらの「にな」。
何に使うものか、皆さんご存知ですか?
昔は稲刈り作業の時、「ねこげら」というものを上の写真のように背負っていました。
「にな」は、その「ねこげら」を背負う時に使う紐なんだそうです!
紅白の色で染色されて、縁起が良さそうな作品です。
上の写真の方は、金井神・上坂部地域の代表、伊藤恭悦さん。
この日、取材があると知り、駆け付けてくれました!
こちらは「こまちのれん」。秋田こまちの穂で作ったものなんだそうです。
いや~、見事です!
そして……おおっ!竿燈ですよ!
こちらも正一さんのアイディア作品。
「これを のんだら うんてんするな」
と書いている紙を貼っているのは、缶ビールの空き缶!
紙の色は、信号機を表しているそうです!
他にもまだまだあります!
こちらは、ブログの一番最初の写真で正一さんが作成していた
PPバンドのカゴです!
模様も色合いも、全て正一さんが考えて作ったそうです!
炭をすくったり、ちりとりのようにして葉っぱやゴミなどを片付けたりできる
「めっけ(またはみきゃ)」。大きいものから小さいものまで様々なサイズがありましたよ♪
小さく作った「さんぺ」と呼ばれるわら靴と、正一さんのお気に入りの「花かご」。
とっても可愛らしいです~♪
なんと、材料は粉ミルクの缶(横に半分に切ったもの)とつまようじ、焼き鳥の串でできてるんです!
花かごは、6、7年前に正一さんが入院した時に思いついた作品なんだそうです。
ナースステーションや、病院の階段の踊り場など、様々な場所へ飾られていたそうですよ~!
正一さんは、地元の山から調達できるものは自分で調達して来て、作品を作っているそうです。
「大きなものより、小さいものを作るのに挑戦したい」と話す正一さんは
「楽しみながら作品を作ること」を心掛けています。
「お金を貰うよりも、喜んでもらえた方が嬉しい」と話しながら
じっくりと作品作りに打ち込む正一さん。
作品作りには、やはり忍耐力が必要だと言います。
最近では、クラフトバンドでカゴを作成しているというお話を聞きました。
クラフトバンドの作品写真は、正一さんから提供していただいたものです!
可愛らしいカゴがたくさん!
PPバンドで作っていた時もそうでしたが、色合いなども全て正一さんが考えて
作っているんです。
真剣な表情で作品に向き合う正一さん。
正一さんのお話を聞き、作品を見た方々の反応や、
作品を貰った方々の喜ぶ顔を見ることが、本当に好きなんだなぁ、と感じました。
正一さんのお庭は、春になると枝垂れ桜が咲き、
集落の方々とお花見をするんだそうです♪
最後に正一さんと恭悦さんのお2人で!
元気な金井神・上坂部地域の職人「伊藤正一」さんのご紹介でした!
第2弾は、主にお盆に使われる、あるものを作っている
「阿部キヌ子」さんをご紹介いたしますよ!
気になるその商品は、次回のブログで!