立花地域の神社「神眀社」で行われる「祈年祭」。
伊勢神宮のお祭りに合わせて、2月17日に行われます。
立花の三大まつりは2/17の「祈年祭」、5/1の「春まつり」、11/28の「新嘗祭」です!
それぞれ、種もみの配布、豊作祈願、収穫感謝、の行事となっています。
ところでこの神社の額、みなさんが指さすので見てみると……。
神社になってますね。不思議な感じです。
神社に入ると沢山の写真!
ここ立花では厄払いもこの日に行われます。
記念に写真を撮って奉納するのが伝統。すごーく昔のからあります。
お祓いが行われて、玉ぐし奉納なのですが……。榊じゃないですね。
使っているのは「ヒバ」。榊が自生していないので代わりに使っています。
榊と同じ平らで真っすぐなところがポイントだそうです。
宮司さんによると、昔の国道はこの神眀社前を通っており
明治14年、9月11日この神眀社の前を明治天皇がお通りになられたそうです。
そのために、立派な社殿が作られて今に残っていると言われています。
かつては、この祈年祭がここ立花の「正月」だったそうです。
この日、その年の種もみを配り、田んぼの準備がはじまる。
米を中心としてまわるまさに農家にとっての「正月」でした。
この後、42歳の男の厄払いが!
写真屋さんが待機しており、記念撮影です。
終わった後は直会ですが、
宮司さんは「厄を自分たちで背負うんではなく、みんなで分け合うように」という会でもあるそうです。
同窓会で厄払いをするところも多々ありますが、ここ立花では地域の中でやる!
というのが定番だそうです。
このお祭りが終われば、春の足音がほんの少しですが近づいてくる気がします。