由利本荘市赤田では、大般若の準備が始まっています。そんな中……
国際教養大学の学生さんが、卒業前にせっかく秋田に来たのだから! ということで、赤田地域に泊まりながら
秋田の「田舎」を体験しています。
国際教養大学の内田さんは兵庫県の方、滞在してみると何もかもが素晴らしい! とのこと。
赤田で過ごしてびっくりしたのは、なんでも自分で作ってしまう、やってしまうこと、
お菓子も自分たちで作り、蜂の巣があっても自分たちで何とかしてしまう。
秋田弁がちょっとわからないときも……(笑) とも言ってました。
2月5日は赤田の「大般若」の時に奉納が行われる行列「供物(あげもの)」の準備が行われていました。
今日は「中」集落では「はばき」と呼ばれる足に巻くものを作ります。
また、あげものを吊るす紅白の布を巻いた竹も!
今日は「上(かみ)」集落の子どもたちとお父さんもお手伝い。
本番は中集落と混ざって行列を歩くそうです。
縄をまずは椅子に結び付けて、ピンと張ります。
それから、脛につく藁を結び付けていきます。
今回は子どもたちが多く参加するので、小さいのを少し多めに作るそうです。
この「はばき」、縁起ものなので、お祭り当日は漁師さんがもぎ取って(!)いくこともあったそうです。
内田さんが作っているのは「へいそく」と呼ばれる紙を付ける棒。とがっている所を丁寧に切り取っていきます。
この後、夜にお寺でへいそく作りが行われるそうです。
続いて、「下(しも)」集落へとお邪魔しました。
こちらはもう餅もつきおわり、「はばき」も準備完了!
ついたお餅は一斗八升! 相変わらず物凄い量です!
しかも、みなさん手伝うのが普通、という感じでたくさん人が来てるのがすごい!
最後にお祭りの日程のお知らせです!