真っ黒な夜空に浮かぶ紙風船。仙北市は上桧木内の紙風船が有名ですが、
ここ小神成でも古くからおこなわれています!
風船が夜空を舞うのは2月11日、12日の集落の火まつり
そして2月18日の太田の火まつりです! 最後に詳しくご紹介します!
場所はいずみの里「敬愛館」という、太田町の施設
小神成から近くで広い場所を長く使えるということで、借りているそうです。
さて、その紙風船なんですが。
なんと長さ6m! 昔は10m(!?)もの大きさを誇っていたそうです。
歴史は古く、あの上桧木内の紙風船あげよりも伝統がある! と地元の人は話しています。
まずは下絵を描いていくのですが……。
この作業だけで朝から晩まで丸々3日かかっているそうです。
今日は土曜日なので、子どもたちも手伝いに。
2月1日から作業をはじめ、4日間のべ50人以上の手がかかってようやく完成します。
これから、風船ごとに部品を並べていくのですが
7本もの風船なので大変です。集落の火まつり用に2本ずつ4本、
太田の火まつり用に3本作るんだそうです。
最終工程、張り合わせ開始です!
一方そのころ、田の尻会館では別の方々が風船の「口」を作っているんだそうです。
竹で作られた風船の口は、出来上がるとこの敬愛館で風船とひとつになります。
こちらは風船の「頭」になる部分、折りたたむことで作業をしやすくします。
とにかく大きいので、ひとつひとつの作業が大変です!
はりあわせて……。あわせて……。
袋にするのでこうやって潜って!
頭を付けます。
と簡単に書いてますが、ひとつ辺り1時間近くかかる大変な作業!
ちょっと休憩。
竹の輪っかが届きました! これをつるして風船を付けていきます。
ガムテープで張り付けていきます! 人海戦術!
できあがりです。
これから、各集落に運ばれて本番を待ちます。
さて、この風船が舞う本番は
2月11日、南小神成の火まつり 19:00ごろ~(JA東倉庫そば)
2月12日、田ノ尻の火まつり 19:00ごろ~(田ノ尻会館そば)
2月18日、太田の火まつり 15:30~(奥羽山荘広場)
となっています! 是非ご覧ください!