由利本荘市・矢島の坂之下集落の人々は、
「鳥海山が庭園の中にあるよう」と、集落から眺める鳥海山を誇りにしています。
今回のブログでは、そんな坂之下の人々がおススメする、
2つの鳥海山ビューポイントをご紹介したいと思います!
●鳥海山国際禅堂からのビューポイント
まず、一つ目のビューポイントはこちら。
大井五郎満安の法要でもお世話になった鳥海山国際禅堂です。
視点を180度変えると……
この通り!!
写真は、今年の春先と夏のもの。
ちょうど、鳥海山と同じ目線に立つことができるんですよ。
見る場所によって、その姿を変えるのが鳥海山の魅力の一つ。
まさに、坂之下でしか見られない鳥海山です。
そして、禅堂からの眺めと共に、
坂之下の人々がおススメするビューポイントが……
坂之下集落から登る八塩山(やしおさん)登山コースです。
※写真の看板は、禅堂から林道を少し進んだ場所にあります。
坂之下自慢のビューポイントは、赤枠の部分内にある「眺望地」。
昨年の11月、坂之下集落の自治会のみなさんが、
取材班に同行して、このルートを案内してくださいました。
ちなみに取材日は、あいにくの曇り空(涙)
坂之下の茂木精自治会長さんが、事前に山に登った時の写真を提供してくださったので、
茂木さんの写真を交えながら、ご紹介していきたいと思います。
こちらは、雪が降る前の遊歩道。
ブナの木々が多く、落ち葉がサクサクと絨毯のように敷き詰められています。
気持ちよさそう~!
昔、坂之下では「炭」を売って生活していたそうです。
枝がたくさんついた木々は、炭焼き釜に入れても、炭にならないので
切らずに残していたそうですが、その木々が、今、大木になって沢山残っているんです。
中には、こんな木も!
こちらは、落葉の季節、矢島ルートから見える眺め。
天気がよければ、仁賀保高原の風力発電も見降ろせます。
看板の地点から、歩きはじめて約1時間。
目的地の眺望地ビューポイントに到達しました。
取材日は、雲で鳥海山(右にうっすらとみえます)が隠れてしまいましたが……
眼前には矢島の街並みが鳥海山と一緒にすぽっとおさまっていました。
眺望地からのパノラマを、ど~しても体感して欲しいので
3枚の写真を合成してみました!(※クリックすると拡大できます。)
東由利から登る八塩山登山は有名ですが、
矢島・坂之下からのルートは、あまり知られていません。
遊歩道が整備されているので、雪が溶けたら、登山愛好家のみなさんは、
坂之下から八塩山山頂を目指してみてはいかがでしょうか?
坂之下自慢の鳥海山ビューポイントのリポートでした!