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産地直送ブログ

横岡の「県内1位」と「庵寺」を見てきましたよっ!

2011年12月17日

にかほ市・横岡には土木建築史上、とっても貴重なものがあると聞いて、今回伺ってきました!

冬の奈曽川

 

庵寺

秋田最長の砂防ダムとは!?
そして、もうひとつは横岡のみなさんが大事にしている「庵寺(あんでら)」とは一体!?

横岡の南を流れる「奈曽川」、鳥海山は奈曽渓谷にその源流を発する川です。
この川、鳥海山から急降下する水の力で、ものすごい暴れ川として、住民たちを悩ませます。

巨石が

具体的に言いますと、この石! ごろんごろん可愛く見えますが、それぞれ1mぐらいの巨石!
これが洪水のたびに川を埋め尽くして、田んぼ、果ては集落なんかにも流れてくるわけです。
また、鳥海山の噴火となれば、大量の泥流がふもとを襲います。
その恐ろしさは、他の地域の火山被害でも明らかです。

昔の堤防 堰堤

そこで昔から砂防事業が盛んとなり、今でも堤防上に昔の堤防で使われた石が見えたりします。

たくさんの堰堤たち

今は河床をコンクリートで補強し、水の勢いを弱めるための工事も行われていますが、
洪水時にはこの段々が全部見えなくなるほどの流れになるそうです。

そしてこちら! 今回のメインのひとつ!

ながーい

堤長210.3m!
長さで言えば秋田県で最長クラス(県庁調べ)の砂防堰堤です。
近くで見るとやっぱりながーーーーいんですよ。
ちなみに、田沢の鎧畑ダムの堤頂長は236.0 m、ほぼ匹敵する長さなんですね。
昭和54年3月に完成したダムは、横岡と下流の安全を今も守り続けています。
この上には、「県内第一号」の砂防ダムもありますが、残念ながら今回は積雪のため断念です……。

途中にあった面白い石碑もご紹介。

風天尊 風祖神

「風天尊」(左)「風祖神」(右)という台風封じの神様です。
江戸時代、台風がまったく止まず。困り果てた村人が
「この石に風を背負ってもらおう!」と立てた石だそうです。
このあたり、鳥海山周辺はこういった「石の信仰」が多いと感じる一こまでした。

龍解山 玉清寺

続いてご紹介するのが、この小さな会館風の建物。

看板の通り、ここ「お寺」なんです。

梅仙和尚さま

かつてここに「あんじゅさま」と呼ばれる尼僧さまが、何代にもわたって住んでいました。
今のところ最後のあんじゅさまとなった「梅仙和尚」さまが、平成七年に、九十四歳で亡くなられた時、
有志が参集し、自発的に管理することを決め、今も大切に守られているお寺です。

今も守られる

今日も地域のみなさんが集まっていました。

このお寺にある延命地蔵は、ずーっと昔に奈曽の白瀑の滝壺にあったと言われています。
これはバチあたりだと横岡の村人が持ち帰ったものの……。

延命地蔵

あまりにキッツイお顔で怖くなってここへと持ち込んだんだそうです。

今も大切に守られているお寺、小さいけれど、地元の方々の思いがたっぷりつまったお寺でした!
元気ムラのマップにも近日中に追加予定です!

Author: | Category:08由利エリア, 横岡地域


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