さぁ、ネギが通りますよ~。
11月5日、取材班は大館市・立花地域の「田の中公園」にやってきました!
見事な見事な「ネギ祭り」の様子をリポートしたいと思います。
●田の中公園のネギ畑
8月にブラックベリー摘み取りで、この公園にお世話になった取材班、
11月は「ネギ」の摘み取りの様子を見にやってきましたよ~。見事なネギ畑です。
●立花ファームのネギ祭り
毎年11月の第一土曜日と日曜日に行われるのが、立花ファームのネギ祭りです。
12年続く立花のイベントで、今年は11月5日と6日の2日間にわたり、
田の中公園敷地内で行われました。
ネギを指定袋に詰め放題で1200円ですよ!
立花は大館市の下川沿近辺にある農村で、昔からネギの産地として知られています。
能代方面から、国道7号線の川口交差点を越え、立花交差点あたりにくると、
ネギ祭りのノボリや看板が見えてきますよ。
ネギ畑は大盛況です!
大館市内はもちろん、比内、森岳、米内沢、花輪からやってくる人もいるそうです。
お客さんたちは、車のトランクに、た~くさんのネギを入れていました。
「今年誘われて初めて来た」「来てよかった~」「毎年、楽しみで来るのよ」
お客さんから、こんなコメントをたくさん聞くことができました。
同じ大館市の山田から来た女性もいらっしゃいましたよ。
「掘るのが面白いの。ズボズボと抜けるし、周囲にたくさんの人がいるから楽しい」とのこと。
今回掘ったネギは、東京に住む息子さんに送ってあげるんだと、お話していました。
ネギをハタハタ鍋に入れて食べると美味しいのよ~とも。
●ネギ堀り機登場!
イベント途中では、ネギ堀り機も登場しました。
こちらは、下川沿保育園の子供たちに大人気だったそうですよ。
こちらは、ネギ堀り真っ最中の子供たち。
どうやら、根っこがくっついてしまっていた様子。
なかなかとれませんが、子供たちは楽しそうです。
本当にいい表情してますね~。
立花ファームの理事長を務める長崎祥悦郎さん。
立花ファームでは、先日、川口小学校の児童にネギの摘み取り体験をしてもらったばかりです。
「子供たちは着眼点が違うんだよなぁ。ネギはなんで穴(空洞)が空いてるの?なんて
大人が思いもよらないところに興味を持ってくれる」と、嬉しそうにお話してくれました。
もともと、このネギ祭りは儲けるためでなく、
少しでも生産者と消費者のつながりをもつために始めたそうです。
また、このような体験を通じ「農業」に興味を抱く子供たちも増えているそうです。
「口コミで毎年来てくれる人もいる。このネギ祭りは、
そういう人々との繋がりを作るための『土台作り』なんです」と、話してくれました。
●同時開催の健康祭り
ネギ祭りの会場では、健康祭りも同時開催されています。
立花田の中公園産の「エキナセア茶」の試飲体験のほか、ゲンノウショウコやドクダミ茶の販売も
行われていました。寒い季節がやってくるので、エキナセア茶を飲んで風邪予防にいいかもしれませんよ。
●中嶋ファームさんの乗馬体験
この日は、ネギ祭り会場のすぐ隣にある「中嶋ファーム」さんでも
きりたんぽ祭りが同時開催されていました。
中嶋ファームの中嶋久さんが飼育しているポニーの乗馬体験も行っています。
へっぴり腰の取材班でしたが、無事、ポニーに乗せてもらいました(汗)。
毎年、このネギ祭りに合わせて開催しているそうです。
●鍋物に欠かせないのがネギ
お昼には、立花ファームのみなさんから、「豚汁」をご馳走してもらいました。
豚肉たっぷり、ネギもたっぷりでお腹たっぷりいただきました。
立花ファームのみなさん、ありがとうございます!
この日は、白鳥の姿も見られました。
立花でも、大根を干す家々が増えてきました。
農家のみなさんも冬支度の準備で忙しくなってきそうです。
まもなく寒い冬がやってきますが、寒いからこそ美味しさを増すのが「鍋料理」。
「ネギ」は鍋の必需品です!立花のネギが、冬場の食卓をさらに温めてくれることでしょう。
ネギの特産地・立花から「ネギ祭り」のリポートでした!