
横手市で開催されていた種苗交換会、無事終わりましたね~。
種苗交換会に合わせ、11月2日には、秋田ふるさと村で
「秋田元気ムラ“交流・商談”会」が開催されました。
↑写真は、由利本荘市・赤田地域が持ってきてくれた「粉なます」料理。
美味しいお料理や、地域自慢の技が勢ぞろいしましたよ!

秋田県内の14の集落・団体が参加されました。
「秋田はみんな元気ムラ県民運動」と「元気ムラGB(じっちゃん・ばっちゃん営業力
パワーアップ実証実験」の一環で行ったものです。
●赤田町内会(由利本荘市・赤田)
冒頭でご紹介した赤田町内会は、
「ブルーベリーを使った粉なます」と「由利牛の焼き飯」を準備してくれました。
赤田町内会の遠藤会長が小さいころは、きゅうり、みかんの缶詰を入れていたそうです。
今回は、赤田の特産「ブルーベリー」の味を生かすために、ほかの食材を混ぜずに作ってみました。
試作段階のため、まだ名前は決めていないとのこと。

かみこあに若者会議が生み出した「アゲ揚げタンポ」。
最近、このお料理に出会える機会が増えてきて嬉しい限りです。
今回の交流会に参加された八木沢の地域おこし協力隊は、今度、大葛の地域おこし協力隊と一緒に
四国・徳島に、この「アゲ揚げタンポ」を売り込みにいくそうです。今後がますます楽しみ!


道の駅かみこあになどで購入できます。
山里の実りのコンフィチュールとキャッチコピーが描かれたジャムのパッケージ、美しいです。
●アップルファーム(横手市増田町)
こちらは「八木にんにくソース」。
横手市八木地区の伝統野菜「八木にんにく」とシシリアンルージュを、
増田産のリンゴに合わせて作ったソースです。
横手市増田高校の農業科学科の生徒さんと、アップルファームのコラボにより誕生しました。
ゆるキャラ風のキャラクターは、高校生の立案だそうです。
平成22年度秋田県高校生商品開発コンテストで優秀賞を受賞している商品です!

秋田大学と横手市の産学官連携の共同研究により誕生した新商品です。
ちょっと苦みがある甘さが特徴で、高血圧が気になる人にもおすすめだそうです。
こちらは、同じくおものがわ夢工房さんの粋果の雫。
秋田一のスイカ産地でもある雄物川町で作られてきた「スイカ糖」!
スイカの果汁だけを煮詰めたもので、ほどよい甘さで食べやすいですよ。
粋果の雫は、横手市かまくら館や、秋田市のアトリオンなどでも販売されてます。
●りんごっこ工房(横手市増田町)
りんごとオレンジ入りのケーキで、あっという間に売り切れてしまいました。
350円とお手頃価格の増田産ラフランス。
古代米を使った大福シリーズもあります。

旧平鹿町の浅舞地区で江戸時代から作られてきた「浅舞絞り」。
浅舞で発達した絞り染めの技法で作られています。美しい藍色と繊細な模様が特徴です。

浅舞婦人会絞りクラブが、この伝統の技を受け継いできています。
毎年6月に開催される「あやめ祭り」には、この浅舞絞りが登場するそうです。

内川さわだ米粥(まいかゆ)です。
内川再生の会は、地域一番の生産物である「お米」の特産品開発に取り組んでいます。
現在、試作段階の冷凍食品で、そのままで食べても美味しいし、
お好みで塩や梅漬けで味付けしてもOK。


さわだ米は、五城目町のイオンで購入できます。
五城目町の名産「キイチゴ最中」もありましたよ~。

鮪川の滝ノ頭クレソンです。
こちらは、種苗交換会の元気ムラ物産市にも登場しました。
予想以上に人気で、売りきれてしまったそうです。


あっさりして食べやすく、やはり好評でした!その他にも、男鹿梨の生産地として知られる
五里合地域・中石(ちゅういし)の「南水」、
同じく五里合の「すげ笠」も展示されています。

田沢にある「農村喫茶たざわ」でも田沢長芋を使ったお蕎麦を食べることができます。


そのほか、水耕栽培に取り組む千田さんのレタスや、
「手作りの店・ちば」の工芸品も持ってきてくれました。
●~白岩村おこし~プロジェクトS(仙北市白岩)


現在、白岩地域では、「白岩焼」の復活に取り組んでいます。プロジェクトSの下田さん。白岩焼の他に、とんびまいたけや、ヒデコもしっかりアピール。
●平成縄綯塾・花葉館(仙北市角館)
こちらは「角館のさくらっこちゃん」。
今年とった角館の八重桜を使ったものです。
熱いお湯をかけてお茶として風情を楽しむもより、
お酒好きな方には焼酎にいれるのもおススメです。
角館温泉「花葉館」さんでも、今後販売する予定だとか。今後が楽しみな商品です。
●岩城のかあさん(由利本荘市)

こちらは、秋田県内各地の集落の山菜や野菜を集め、
加工品にしている「岩城のかあさん」の商品です。
元気ムラでお世話になっている、横手市山内三又や、由利本荘市・三ッ方森をはじめ、
いろんな地域の食材を使用しています。
「あきた元気ムラ」シールが貼ってあるレトルトカレーも!
このカレー、様々な種類があって、その地域の「道の駅」でしか販売していないものもあります。
地産地消の点から見ても、岩城のかあさんの存在は、とっても心強いです。
●三又旬菜グループ(横手市山内三又)

スリッパ代わりになる「へどろ」や「つまご」などを作れる達人が三又にはいるんですよ!


昔つくった記憶をたよりに、作りはじめると、勘を取り戻せるそうです。
写真右は、岩城のかあさんのブースにあった「山内にんじんジャム」。
道の駅さんないの限定オリジナル商品です。

こちらは、おなじみ冬師集落さんのお母さんたちが作ったわら細工です。


冬師のお母さんたちが、秋田大学の学生さんにわら細工の手ほどきも行ってくれました。

秋田大学のみなさんに、三又と冬師のわら細工を、実際に履いてもらいましたよ~。
モデルになってくれてありがとうございます。
今回の交流会は、横手市で開催されたこともあり、
地元横手のみなさんの特産品が多く集まりました。
今回のイベントを通じ、地域の特産品が、より多くの人々の元に届くきっかけになれば、
地元の人々の元気を生み出すことにもつながると思います。
さて、この日は、角館・平成縄綯塾主催の「縄綯競技大会」のプレイベントも行われました。
その様子は、次回ブログでご紹介予定!
横手市で開催された「あきた元気ムラ“交流・商談”会」のリポートでした!