2012年8月29日、上小阿仁村の有形文化財が誕生しました。
新たに有形文化財に指定されたのは
八木沢マタギが狩猟に使った道具5点です。
八木沢マタギは、文化10年(1813年)、
北秋田市・阿仁の根子集落から上小阿仁村の八木沢に
移住した3人の若者が開祖と言われています。
●佐藤良蔵さん
現在、八木沢集落の自治会長を務める佐藤良蔵さんは、
八木沢を開拓した3人の一人を祖先に持つ最後の「八木沢マタギ」です。
(写真は、現在開催中の大地の芸術祭用に作られた良蔵さん直筆タオル)
良蔵さんは2009年にマタギを引退しましたが、
良蔵さんの三男・佐藤良美さんは、八木沢マタギを後生に語り継ごうと
「八木澤マタギを語る会」を発足させ、
公民館や老人ホームで講演会を開くなどして活動しています。
今回の文化財の登録申請も、良美さんが良蔵さん名義で行いました。
指定されたのは次の5点です。
・火縄銃の背負袋(しょいぶくろ)
・マタギ熊槍=三角槍
・マタギ槍(別名・タテ)
・マタギベラ
・マタギマキリ
元気ムラ取材班が良美さんからお話を伺ったのは2010年のことです。
取材当時も、八木沢集落のマタギたちの姿を
良美さんは熱く語ってくださいました。
詳しくは次の記事をご覧ください。
●八木沢自治会 会長 佐藤良蔵さん
●八木澤マタギを語る会 佐藤良美さん
また、次のサイトも「マタギ」について詳しく書かれているのでオススメです。
●美の国秋田・桃源郷をゆく
http://www.akita-gt.org/study/bunka/tabi-matagi.html
毎年10月15日には「八木沢マタギを語る会」を開催されています。
今年の予定は次の通り!
興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
●場所 ★★★★★★
●時間 ★★:★★~★★:★★
●お問い合わせ ★★★★★★★
2012年8月29日、上小阿仁村の有形文化財が誕生しました。
新たに有形文化財に指定されたのは、八木沢マタギが狩猟に使った道具5点です。