小坂町、康楽館がなんと今年で100周年だそうです!
それを記念して、鹿角ふるさと大太鼓大響演が、明治百年通り、小坂鉱山事務所前で開かれました。
鴇(ときと)地域の鴇大太鼓も参加すると聞いて、早速取材に行ってきました。
この日、康楽館では100周年記念イベントが目白押しでした。
鴇大太鼓も寄せ太鼓を演奏したそうです! が、聞けなかった~残念……。
夕方になると、小坂鉱山事務所が綺麗にライトアップされていました。
なんと、この事務所前の広場がステージになるのです!
2010年8月31日
小坂町、康楽館がなんと今年で100周年だそうです!
それを記念して、鹿角ふるさと大太鼓大響演が、明治百年通り、小坂鉱山事務所前で開かれました。
鴇(ときと)地域の鴇大太鼓も参加すると聞いて、早速取材に行ってきました。
この日、康楽館では100周年記念イベントが目白押しでした。
鴇大太鼓も寄せ太鼓を演奏したそうです! が、聞けなかった~残念……。
夕方になると、小坂鉱山事務所が綺麗にライトアップされていました。
なんと、この事務所前の広場がステージになるのです!
2010年8月24日
男鹿市加茂青砂にて「グリーンツーリズム花まるっ大学第2回講義、第2回北東北グリーンツーリズムネットワーク情報交換・交流会」が開催されました。
会場は旧加茂青砂小学校。
昭和3年に建築された木造校舎で、国登録文化財に指定されています。
今回のテーマは「地元からきく・伝える・活かす」。
「地元からきく1~男鹿のことを聞こう~」と題した午前の部では、
4名の方からお話を聞かせていただきました。
はじめは佐藤誠儲さん。25年前まで加茂青砂小学校の校長だった方です。
配布された資料に沿って、地元の人しか知らない歴史や
地質についてわかりやすく解説してくれました。
そして石川百合子さん。
22歳で農村の飯田川から漁村の加茂青砂に嫁いできた百合子さんは、
加茂青砂での暮らしについて女性の視点から紹介してくれました。
百合子さんが嫁いできた当時の加茂青砂は隣町に行くにも
徒歩で3時間かかるほど不便な土地で「陸の孤島」と呼ばれていました。
嫁ぐ際にも周囲から「島流しだ!」と、冗談まじりに言われたそうです。
仕事が忙しく決して楽な暮らしではなかったけど、
「楽しかった思い出は?」と聞かれると当時の生活が頭に浮かぶとおっしゃっていました。
3人目は、漁師歴50年以上の菅原繁喜さんです。
日本海中部地震の貴重な体験談に、涙を流す参加者も見受けられました。
最後は菅江真澄のことならば2、3時間はゆうに話せるという永井登志樹さん。
菅江真澄とジオパークの目線から見た加茂青砂の魅力についてのお話です。
江戸後期の紀行家・菅江真澄は、男鹿の歴史を知るには欠かせない人物。
200年前の夏に加茂青砂にも訪れ、盆踊りを見たという記録を「男鹿の島風」に残しています。
以上で午前の部が終了。
おなかがすいてきたなぁと時計を見ると、ちょうど12時でした。
ここで待ちに待った地産地消弁当の登場!
男鹿市船川グルメストアフクシマさんのお弁当です。
安心安全な地元産の食材のみを使用しています。
本日のメニューはフクシマのころっけ、ふくちゃんステーキ、ふわふわ焼きハンバーグ、
玉子焼き、高野豆腐、筑前煮、そして焼き茄子。
どれも食材の味を生かしたやさしい味でとても美味しかったです。
特に人気が高かったおかずは「ふくちゃんステーキ」。
音楽室では単品でも販売しており、おみやげにと買い求める方々の行列ができていました。
その向かいでは、男鹿市五里合琴川のこおひい工房 珈音の
アイスコーヒーとカフェオレも販売していました。
店主の佐藤毅さんが丁寧に入れるコーヒーは、すっきりとした後味が魅力。
もわ~っとした暑さが漂う校内でも、爽やかな気分にしてくれました。不思議ですね。
お腹も心も満たされたところで、午後の部がスタート!
世界的にも著名な哲学者、内山節先生による「日本における自然・人間観について」の講演です。
東京都出身の内山先生は、20代の頃から東京と群馬県上野村で生活をしています。
ご自身の経験と哲学的視点から、自然と共に生きることについてじっくりと3時間聴かせていただきました。
そして本日のイベントの締めくくりは、「地元からきく2~男鹿の響きにふれる~」。
男鹿市五里合琴川こおひい工房 珈音店主、佐藤毅さんによるコントラバス演奏です。
伸びのある深い音色が体育館に響き渡ります。
懐かしの名曲が流れると、口ずさむおばあちゃんたちの声も聞こえてきました。
クラシック、日本の名曲の力強い演奏で約一時間魅了し、体育館でのイベントはこれにて終了です。
二日間かけて行われた「グリーンツーリズム花まるっ大学第2回講義、第2回北東北グリーンツーリズムネットワーク情報交換・交流会」。
宿泊する方々はこの後、集会所へ移動して
海の幸を使った手料理を味わいながら加茂青砂のみなさんとの交流を楽しんだそうです。
加茂青砂の方々の真心に触れた一日でした!
2010年8月20日
羽後町西馬音内堀回(ほりまわり)地域の「元城獅子舞」「元城盆踊り」を取材してきました!
どちらも堀回地域で小野寺氏の時代から伝わる伝統芸能で、獅子舞の布に書かれた小野寺氏の家紋や、
盆踊りの起源が小野寺家家臣、縁者の慰霊のためとも言われており、
小野寺氏との繋がりの深さを感じさせます。
一時途絶えていましたが、保存会を結成し復活させてもう30年以上続いているそうです。
オリジナルTシャツも作ってました!!
獅子舞は、まず地域の各家庭を回り、夜に元西総合センターでもう一度獅子舞が披露されます。
今回は、センターでの獅子舞から取材しました!
雨の中舞ってきた獅子を丁寧に乾かして、神前に飾ります。
こちらが獅子頭、黒くて怖そう……と思ったらちょっと愛嬌ある顔ですねっ。
彫刻が見事です。古くから伝わる獅子頭ですが、大切に使われています。
さて、いよいよ始まりますよ!
元城獅子舞は、獅子舞だけでなく、「信夫(しのぶ)」「鳥舞」など、番楽を思わせる踊りもあり、また、動きも見事でとても見応えがあります!
獅子が飲み込んだ腹帯は、安産のお守りになるそうですよ!
そして、最後に子どもたちは獅子に噛んでもらいます。
がぶっ。
実は今回、「信夫」で獅子舞デビューする方がいるんです!
石垣祥子さんです!
おじいさんも獅子舞の師匠だそうです、祥子さん自身も、羽後高校の郷土芸能部に所属していたそうです。
太刀を持っていよいよ祥子さんの出番です!
お見事!
会場からは大きな大きな拍手が送られていました。
その後、あいにくの雨で会場を体育館に移して盆踊りが行われました。
振り付けは違いますが、お囃子や唄などは西馬音内盆踊りと共通だそうです。
最後はお楽しみ、餅まきがありました!
以上、堀回地域からでした!
2010年8月19日
大館市、大葛(おおくぞ)地域の第13回 大葛地区合同「盆踊り・カラオケ・花火大会!!」が8月13日に行われました。
国道285号線から「大葛温泉」の看板に従って十字路を曲がり、15分ほど行くと、大葛地域です!
まずは準備中の会場(大葛小学校)を通り過ぎて……。
先日「大葛温泉まつり」の開かれた大葛町民浴場のそばまでやってくると、力強い太鼓の響きがしてきます!
大葛温泉の近くでは、金山太鼓の方々が家々を回っていました!
他の地域にも大太鼓はありますが、大葛地域の大太鼓は何と言っても山々に響き渡る重低音!
力強いリズムが、金山華やかなりし頃を思わせます。
大葛金山太鼓で使われるバチは、他の地域の大太鼓のバチと違い、クルミの枝を使い、太く硬くなっています。
実はこのバチ、元々は細かったようなのですが、山々にこだまする太鼓の響きが良い! と
力自慢の鉱夫たちが力強く叩けるように、太くかたいバチへと変化していったそうです。
この太鼓、比内ベニヤマ荘さんの前でも披露され、訪れた温泉客の人がびっくりしていました。
九月の温泉まつりの際に、再びベニヤマ荘さんで披露されるそうです!
さて、家々を回った後は、いよいよお祭り会場へと向かいます!
おお! 会場はすごく賑やかですよ!
焼き鳥や焼きそば、フランクフルトなどなど……。
金山太鼓の前に、盆踊り、カラオケ大会が行われ、
あいさつでは会長さんたちが大葛地域活性化の意気込みを述べます!
ちょっとここでカッコよかったので紹介したものが!
実行委員会の方々のリストバンドです、実はこれ、「okuzo」と入った大葛地域オリジナルリストバンドです!
さあそして、いよいよ本番です! 提灯にも灯がともりました。
やぐらの前に太鼓を据えて、勢いよくバチが振り下ろされました!
祭りの夜に、太鼓の重低音が響き渡ります。
この後、花火が盛大にうちあがり、お盆の夜を彩りました!
以上、大葛地域からでした!
2010年8月18日
大館市にやってきた取材チームですが、あれ?竿燈?確か8月上旬に終わったはず…???
よ~く見ると…提灯ではなく絵灯篭!
そう、これは竿燈ではなく大館市比内町・中野地域に伝わる「中野七夕」。
お盆真っただ中の8月13日、この伝統行事を見に中野地域にお邪魔してきました~!
2010年8月2日
これ、なんだか分かりますか?
今回の取材先・大館市(旧比内町)の大葛地域では、多くの住民のみなさんが、この機械を所持しているそうです!その答えは…
きりたんぽを焼く機械です!
大阪の人々が、たこ焼き機を持っているように、きりたんぽ発祥の地・大館でも、きりたんぽを焼く機械が各家庭に浸透ですね~。いや~勉強になりました。
今回の取材は、源泉かけ流しの天然温泉と
「大人100円」という信じられない料金設定が人気の大館市・大葛温泉。
毎年恒例となった大葛温泉まつりに、7月25日行ってきました!
この日はなんと入浴料が無料!普段でもお得なのに…この大葛の人々のもてなし、たまりません。
大葛温泉の館内は、ピンク色の電話に入浴券の販売機、どこか懐かしい雰囲気がいいですね~。
普段は1日200人が訪れるという大葛温泉は、9年間で70万人が利用しました。
10万人突破まで、あともう少しです!
このお祭りは、大葛エリアの7集落で組織する「大葛の将来を考える会」の主催。
もともとは、温泉利用客への感謝を込めて始めたサービスなんだそうです。
会長を務める嶋田久成さんがお祭りを始めたきっかけを教えてくださいました。
利用客の多くは地元の人々と鹿角のお客さん。
出勤前にこの温泉に入り、会社が終わったらまた入っていくお客さんもいるそうです。
お風呂に入るということは、生きていく上で欠かせない習慣。
鹿角と大葛の人々にとって、この温泉は欠くことのできない温泉なんですね。
この日は大葛の食材を格安で販売。採れたての野菜や山菜に、地元お母さん達の手作り料理の数々。
大葛温泉のすぐお隣にある比内ベニヤマ荘さんも馬肉の煮付けに、比内名物・比内地鶏を使った親子丼など地元ならではの食材を販売していました。
なかでもおススメは18種類もの素材を使用してつくる、阿部さんのキムチ!
甘味を出すために、砂糖でなく蜂蜜を使用しているんです。
素材の味を活かしたキムチは、甘すぎず、辛すぎず、ほどよい味。食欲がそそります。
大葛のお母さん達は、「道の駅ひない」の直売所「とっと館」に地元の特産品を出荷しています。
ぜひ、足を運んだ際にはチェックしてみてくださいね。
以上、大葛温泉祭りの報告でした!